久保田潤一郎の不健康日記

久保田潤一郎の日常と医療情報

自己多血小板血漿注射療法の情報開示

2008年09月19日 | Weblog
私たちが自己多血小板血漿を肌の若返りに応用して随分経ちました。最近、ネット上に色々な情報(?)が飛び回っています。しかし、余りにでたらめなことや誤った情報を鵜呑みにして、患者様に被害がでることが気になります。そこで現在までにわかってきたことを開示しようと思います。ACR、PRPなどの言葉が独り歩きしたり、効果を高めるために薬剤を添加したり、全く血小板が濃縮されていない血漿を注射されているケースも散見されます。すでに何名かの患者様に被害がでています。それも特定のクリニックの施術例です。某クリニックで施術半年後に顔が腫れたり、凸凹してきたと訴えて来られる患者様がいらっしゃいます。このブログを読んでいただいている方にこの治療法を理解していただくために、下記のホームページで情報開示を行っていますので、ご参照ください。この方法は血液製剤としての取り扱いをすべきです。
久保田潤一郎クリニック http://www.tb-clinic.com
NPO法人日本アンチエイジング医療協会 http://www.J-AMA.com

湯平温泉で学会

2008年09月04日 | Weblog
先週末、大分県の湯平温泉に行きました。目的は第18回体力・栄養・免疫学会というユニークな学会に出席するためです。何で山奥のひなびた温泉で会議なの?誰でも思います。今回の大会長の考えで「原点に返る」をテーマにしたためでしょう。村の公民館が会場です。湯平(ゆのひら)温泉に行くため、土曜日、羽田午前8時発JALで大分空港到着。空港連絡バス(?)であの有名な温泉地「湯布院」駅前到着。所要時間約1時間。湯布院から列車(2両、ワンマン運転、単線)で2駅目「湯平」到着。列車からの降りかたがわからない。先頭まで行って運転席の隣にある料金箱に切符を入れるのでした。そうなのです、「湯平」駅は無人駅。下車したのは私と同じ学会で講演する服部さん(「サバイバル登山」という本の著者。その時は全く知らず)と8月30、31日限定のJR九州管内1万円の切符を持った老人、計3名。服部さんの迎えの車に同乗し、無事、湯平温泉コミニティーセンター(公民館)へ到着。冷房なし。ちょっと蒸すけどすこぶる体調良好。川沿いの小さな温泉集落。想像できますか?結構坂道がきつい石畳で滑り易い。ハイヒールは無理です。午後遅く一般演題の司会をして仕事終了。暗くなってから子供たちの神楽舞(上手い)を観て、宿に帰り、一っ風呂浴び、懇親会へ突入。何しろ「原点に返る」ですから。ビール、ワイン、日本酒、焼酎と飲み進み、2次会も同じ宿の2階の部屋で続行。さすがに疲れて握り飯1つ腹に収め退散。なぜか寝るのは他の旅館(人数の関係で廃業する旅館の部屋を借りたみたい)。午前2時半ころ?就寝。翌朝6時起床。眠い目こすって風呂入る。体が鉛のように重い。7時過ぎ、昨晩と同じ宴会場で朝食。野菜の煮物・和えもの、実沢山の味噌汁が二日酔いの身にうれしい。いつもの疑問一つ、なぜ塩サケの茹でた(焼いてない)のが食膳に乗るんですかね。8時半から発表があるので、早めに会場に行ったものの手持無沙汰。温泉街を往復して時間を潰す。無事?発表終了し、次の講演地へ移動なんていうとおもしろいでしょ。そうなのです。午前10時14分湯平発特急大分行きに乗ったのでした。大分駅からバスで大分空港、そして大阪伊丹へ。なんとプロペラ機。たった一泊の湯平温泉行終了。このあとはリーガロイヤルホテル大阪で日本アンチエイジング医療協会(NPO法人)主催ACR研究会。この話は次に書きます。