久保田潤一郎の不健康日記

久保田潤一郎の日常と医療情報

神戸空港とその近く

2012年07月30日 | Weblog
神戸空港を使うってどんな時かというと、ポートアイランドで会議がある時ですね。これまでに3回か4回神戸空港を使いました。昨日も学会参加のために羽田7時20分発のスカイマークで行きました。「のぞみ」に比較して運賃が安いのは圧倒的です。1時間強のフライトに特別のサービスを期待してませんから文句はありませんよ。会議が始まるのが10時、空港からポートライナーで2つ目の駅に連結したビルが会場ですから、8時半に神戸空港に着いてしまうと時間つぶしが大変です。空港施設に見るべき物はありません。開いている食事処は讃岐うどん屋、レストラン、コーヒー専門店。これで全部かな。
しかたなく、コーヒーとサンドイッチのモーニングセット。カップサイズをLにしてくださいと店員さんに4回言ってやっとMからLに。時間が余っているので、コーヒーは多いほうが良いのです。サンドイッチは不味くはないのですが、パンがいやにふわふわ、モチモチしている。これは皆さんの好みなのでしょうね。なんか、軟らかーいとか溶けるとか、咬まなくていい食べ物が上等なんですか?私の好みは硬めのしっかりと粉の味がするパン。パン専門店ではないので無理ですね。
せっかちの私は30分も座っていられず、周囲をキョロキョロ。でも、何も無し。本屋もなし。仕方ないので案内板の周辺の地図を見ていてビックリ。関西国際空港が大阪湾を挟んで反対側に位置している。この位置関係は気付きませんでしたよ。知らなかった。
時間つぶしにあきて、空港からポートライナーというモノレール(?)で学会場へ。いつ乗ってもガラガラの料金の高い乗りものです。採算度外視の行政ですか。駅の周りは渡り廊下で結ばれているものの、コンビニやコーヒーショップはどこにもないのです。困るんだ、時間がつぶせないのですよ。まあ、ポートアイランド自体が研究施設や病院などの公共施設、ベンチャー企業が多いみたいなので、これで良いのでしょう。三宮まで10分程度のところにこんな島があるのです。これはすごいことです。ということはほとんどの人にとって通過するだけの埋立地なのでしょうか。いや、日曜日だから人が少ないのでしょう。それにしても生活感のない所です。
帰りは、たまたま最終便が3席残っていたので、予約できました。前夜、ネットで見たときは満席売り切れだったのに不思議。
午後6時半過ぎに会議も終わり、またガラガラのポートライナーで空港へ。今回はお土産は買わないです。夕食を空港で摂ろうと思ったのですが、和食の店がない、寿司屋もない、居酒屋なんてあるわけない。以前、入ったことのあるレストランは内容がひどかったのでパス。東京に帰ってから夕食にすることに決めて、搭乗口に。これが出発が30分遅れ。千川に着いたらもう午後10時半。帰りに一杯やりつつ食事というささやかな望みは消えていったのでした。

CCライドという自転車イベント

2012年07月23日 | Weblog
私をロードバイクの世界にちょっぴり引きずり込んだ師匠、小学校の後輩です。たまたま仕事上のことで出会ったわけですが、色々交流するうちに、自転車乗りませんか?友達いないでしょ。このまま年とったらさびしいでしょ。云々カンヌン。気が付くとロードバイクを買うことに決定していたことは以前このブログに書いた覚えがあります。そして高価なバイクが手に入ったのです。その年の秋に師匠に連れて行ってもらった「淡路島ロングライド」で雨の中コケタものの完走することができました。さあ、バイク生活だあと思いましたが、土日が休みでないためになかなか乗れません。そうこうするうちに昨年の3月11日の大震災と福島原発事故が起こったのです。
とてものんびり走っていられる環境ではなくなったのです。
師匠は以前からロングライドファンというサイトを運営しています。自転車乗りが何かこの震災復興に貢献できないかと考え、始めたのがこの「CCライド」というイベントです。ひと月に1回、仲間が集まって走ります。参加者は義援金を出すことが決められている以外、和気あいあいとしたサイクリングと聞いていました。私も参加したかったのですが、昨年、自分の誕生日の翌日の千葉のサイクリング大会でよそ見していて転倒してしまい、大けが。その手術のための検査でもっと大変な病気が見つかってしまい、1年間全く自転車に乗ることなく過ごしてきました。
ケガは完治していませんが、そろそろリハビリ開始かなと師匠に相談。あっという間に7月22日のCCライドに参加することが決まったのです。私に合わせてゆるいライドの企画をしたので大丈夫、大丈夫と言われたものの、不安でイッパイ。
「名栗CCライド」とタイトルされていますが、飯能北口集合で入間川沿いを上がっていくのではないのです。ゆるい坂だから問題ないよ。車の少ない道を選んであるので問題ないよ。確かに裏道が多く、車は非常に少ないというより車が入ってきそうもない道が多い。多分、名栗川沿いの道と正丸峠へ行く道の間のあたりを山に登っていく道なのです。曇天で気温が低くかったので比較的楽だと思うのですが、私にはつらい。運動不足と筋力低下でつらいつらい。早々に足がつる。こんなに早くこんな症状が・・・。いやあ、ガタガタだなあと思いつつ、付いて行くのですが、どんどん遅れていく。師匠と師匠の良き友が面倒みてくれるものですから、安心なんですが、申し訳ない気持ちでいっぱいです。感謝の気持ちを表すにも、余裕がない。ヨロヨロとペダルを踏むのです。山道はすごく気持ちの良い所なのですが、周りを見て感動する余裕がない。写真も撮れない。山道を登って、もうそろそろ登りは終わりだからという言葉を信じるのですが、見通しが良い場所に行くとまた登りが見える。うそつき!それでも、峠に着きました。やっと下りですが、この下りがきつい。転倒はシャレになりませんから、ゆっくりゆっくり。指が痛い。
名栗渓谷近くのレストランで昼食。焼きカレーをいただきました。
昼食後、川沿いを少し登って、折り返し、名栗湖方面。温泉施設でひと風呂浴びて、帰途につきました。疲れがでてしまって、足が重い。やっとの思いで飯能まで帰ってきました。皆さんのおかげです。感謝。
飯能駅北口近くのヤキトン屋で乾杯。グデグデに酔っ払って西武線で帰ってきました。皆さん、誠にありがとうございました。
写真一枚も撮ってません。トホホ。


休診日

2012年07月15日 | Weblog
私が大学病院勤務を辞めたのは50歳になりたての8月でした。大学病院の勤務体制は外来日と一緒で、月曜日から土曜日までで、日曜日祝日は休みというパターンでした。最近は土曜日が休診の病院が増えてきましたから、状況は変わってきたかもしれません。もちろん、その他に当直勤務があるので変則的になります。緊急手術があれば休みの日でも出勤しますが、これは救急指定病院の常ですから苦になることはありませんでした。そんな生活を20年以上続けての独立でした。クリニック開院当初は自由診療(自費診療)だけで年中無休、常勤医2人、パート2名という陣容でした。この体制なら年中無休を十分こなすことができます。美容外科手術もまだまだ多かった時期でしたので、忙しい日々をおくっていました。それが徐々に手術が減り、レーザーや光治療、最小侵襲治療と患者さんの要望も変化していきました。もともと、レーザー治療については医師向けの教科書?を書いたり、編集しておりましたから専門です。また、形成外科手術は専門領域です。5年前から患者さんからの要望で、健康保険診療を開始し、同時に木曜日を休診日にしました。できるだけ、患者さんに迷惑をかけないように休むようにしていましたが、現在のように常勤1名(私自身)パート2名の体制になってくると休診日を増やす必要が生じてきたわけです。試行錯誤して、色々なパターンで休診日を決めていましたが、却って患者さんが混乱してしまい、ご迷惑をおかけする結果になっています。
クリニック開院10周年を期に、日曜日と木曜日を基本の休診日に決めました。9月からこの体制で臨もうと思います。よろしくお願いします。