久保田潤一郎の不健康日記

久保田潤一郎の日常と医療情報

伊豆大島サイクリング顛末

2013年05月27日 | Weblog
 一泊で伊豆大島にサイクリングに行きませんかと誘われました。たまたま連休が取れていたので、参加しますと表明したものの、大丈夫かな、お荷物になるなあなど考えましたが、良い機会なので甘えることにしました。
 ところで、私はこの年になるまで大島に行ったことがないのです。今回が初めての経験なのです。あこがれのハワイ航路ではありませんが、船旅が大好きな私のとって大イベントです。
往路は土曜日の8時半の高速ジェット船です。予定では金曜日の夜中に出発する大型客船に乗ることになっていましたが、満席だったとのことで朝一の高速ジェット船になったそうです。今回のグループは私を含めて6名。隊長はバイクスピリートのオーナーの島田氏。誘ってくれたのは公私ともにお世話になっているレッドストーン氏。実業団登録しているレーサーです。残念なことに仕事の関係で、午後3時50分発の高速ジェット船で日帰りなのです。残る3名は30代の若者。ということは皆さん馬力があるし、速いということなのですね、私以外....。
高速ジェット船はほとんど揺れず、速いのであっという間に大島元町港に到着しました。船旅という旅情は全くなしでありました。初めて大島に上陸しての感想は、街がすごく小さいことです。何となくスカスカという感じがしました。高い建物がないせいかもしれません。晴れていますが、風が冷たいです。一日目は島一周サイクリングが予定でしたが、レッドストーン氏が午後帰ることと、私が遅過ぎることとで、先ずは三原山頂口(標高555m)まで三原山登山道というルートで元町港から約12kmのヒルクライムということになりました。自慢じゃありませんが、私は平地が遅いのに、上りはもっと遅いのです。体重なのか、筋力なのか、心肺機能なのか、技術なのか、そのすべてなのか、何しろ上れないのです。案の定、どんどん遅れてしまい、心配になったレッドストーン氏が付き合ってくれてなんとか上りました。島田氏は途中の新火口展望台まで引き返してくれました。お世話になり過ぎでありますが、どうにもなりません。感謝であります。山頂はずいぶん涼しく、とても良い気持ち。山頂口には食事ができそうな店がないので、元町港まで引き返して、海鮮丼を食べようということに意見がまとまり、下山。皆さん、あっという間に見えなくなってしまいました。私は下りもゆっくり。落車して左肩を打てば鎖骨が飛び出してしまいますから。
昼飯は「海鮮茶屋寿し光」にて。良い意味でも悪い意味でも、観光地の典型的な店でした。さあ、午後はどうしましょ。4名大島一周、2名は地層切断面まで行って、引き返しで元町港に戻ることになりました。島はアップダウンが激しいです。疲れきってへろへろです。誰だ!大島は初心者に向いているって書いたのは。レッドストーン氏を元町港で見送って、サンセットパームラインという海岸沿いの平坦な道を野田浜まで一人でのんびり走りました。そこから大島一周道路沿いの岡田港近くの「朝海館」という民宿に向ったのですが、当然のことながら海岸からずっと上りです。風呂に入って、夕食(ビール飲んで)が終わるともうやることなしです。カンチュウハイ2本飲んで爆睡です。若者たちはどこかに遠征したみたいです。
二日目、日曜日、晴れ。いつもの習慣で4時に目覚め、5時半に岡田港が見える丘まで散歩。朝食時に本日の予定を確認すると、大島一周は止めて、ヒルクライムにしましょうとの由。ハイハイ、またですか?今日のコースは御神火スカイラインという元町港から一気に三原山頂口に上がる6,8kmのルートです。大丈夫か?上れるか?上りはじめてすぐに感じたのが、斜度がキツイ、だめな時は途中で戻ればいいや。島田氏も連れてきたことに後悔しているようでした。ずっと付き添ってもらいました。休み休みでありましたが、なんとか上ることができました。感謝感激です。下りは前日と同じルートで宿に帰り、一風呂浴びて、元町港に戻りました。帰りの船は大型客船です。デッキで乾杯、宴会であります。横浜港に夕暮れに到着。竹芝桟橋には午後8時前に予定通り到着しました。皆さんに感謝です。ありがとうございました。

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1 コメント

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お疲れさまでした (スピリート島田)
2013-05-28 15:25:33
先生、お疲れさまでした。

御神火スカイラインきつかったですね。
ただ、景色が良かったのが救いですね。
ちなみに私は40代ですよ。
また楽しい企画をどんどん考えますのでご参加お待ちしてます。
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