現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

USA(アメリカ) 1

2008-03-18 | Weblog
まだテレビが白黒の時代、日本ではすぐれたドラマがなくて、アメリカからのホームドラマがいっぱい放映されていた。パパは何でも知っている、僕のパパは世界一、だとか、ビーバーちゃんという少年が主役だった。それとは別にチビッコギャングだとか、子供向けのズッコケドラマなど。ハイウェーパトロール、バットマスターソン、ライフルマン、ローハイド、幌馬車、ジェットパイロット(ブルーエンジェルス)、もちろんコンバットも。それらを見て育ったといっても過言ではない。描写されている内容はともかく、いずれもアメリカンスタイル、考え、包容力にあこがれを抱くものばかりであった。何かが日本とは違う。
おそらくアメリカ人自体も1960年代と現在のアメリカが違うと考えていると思う。数年前に一緒にウイスコンシン州を含め、旅行して帰ってきた時も、もうアメリカは嫌だと言っていたよね。確かに都心のアメリカは、それなりに娯楽を探せばあるけれど、田舎へ行けば、東京暮らしに慣れている者にとって、不便だとか、汚い面が日本より状況が悪い部分もあった。また、第2次大戦経験者が平気で、今、東京を爆撃しましたとやるから、参ってしまう。
もちろん日本からのビジターは、非常に少ないにせよ、全く配慮というか、冒頭に挙げた博愛的な面が感じられない。
マグドナルドで、レギュラーでもほとんど入っていないオニオンを入れないで、と注文をつけるのには驚いたね。それが、しかも誘われていったりっぱなディナーとくるから、ただただあきれるばかり。博愛どころか、もてなしの心もない。人には、酒・タバコの不健康性を主張するのに、自分は平気で、朝から大きなケーキを頬張る。健康を気遣うからといって、ダイエットコークを飲み、デカフェにする。空港・街中、男も女も後ろから見れば区別のつかない、半パンツだらけ。機内で、2席分を占める人間が、トラブルメーカー、あげくの果てが航空会社が悪いとなって、ワインのプレゼント。多少なりとも現実のアメリカにあこがれをもって、ハリウッドの話しなぞすると、イッツ
ア ムービーと冷静に分析される。スーパーマン格好いいね、と言えば、僕はロイスがいいなあ、とくる。タバコを取り締まるなら、製造・販売をやめろといいたい。知れば知るほど、アメリカが嫌いになる。

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