現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

貿易黒字、経常収支が黒字?

2015-09-27 | Weblog

中学校ぐらいかな? 輸出が輸入を上回ることを、経常収支が黒字、いわゆる貿易黒字と表現することを学んだ。新聞やマスコミも、こぞってこの言葉を繰り返す。輸出が輸入を上回ることが、なぜ黒字?なのか。ずっと疑問に思っていたが、これも、政府や国のごまかし表現だ。円の価値が上がっていることを、円高と呼んで、錯覚を起こさせるのと同じだ。

最近になって、ようやく経済関係者から、貿易黒字イコール国内経済が不況を意味するという説明がなされるようになってきた。まるで黒字と表現すると良いことのように思えるが、大手の輸出企業にとってだけ、黒字となうrだけだ。現在、アメリカは貿易赤字の状態。国内の景気は、世界の中で、唯一、活況な状況だ。決して貿易赤字の状態が悪いことでもなんでもない。

おそらく推測だが、アメリカでは、現在のガソリンの価格は原油安とドル高によって、日本の4分の1ぐらいのレベルでないかと思われる。エコなど無関係だ。日本だと、いくら円の価値が上がっても、それほど極端に価格が下がらない。円高のときは、なんだかんだ言って、できるだけ価格を維持しようとしてため込みを決め込んで、円安状態になると、新モデルなどから即、価格を引き上げて、高どまりだ。なんで、一般の国民には十分なメリットが提供されないのか?

ボーナスが上がったと言っても、超大手の企業のことだけだ。政府は中福祉国家を目指すなどと言葉だけは、飛び交うが、こんなに低福祉国家でいいのか。大手の企業の苗に、まずは多数の底辺層を救いの手を打っていくのが、まっとうな国政だろうに。