輸送包装研究室

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2015年度卒論発表会

2016-03-03 09:34:14 | 日記
昨日、2015年度卒論発表会にて、研究室からは4人の発表が行われました。

①含水率が急変する段ボール箱の圧縮挙動
②段ボール箱の擦れ損再現における激動試験の有効性
③振動試験による段ボール箱の擦れ損再現
④EPE緩衝材を用いた包装物の落下衝撃予測

上記のうち①②③の内容は、7月に神戸大学で開催される包装学会年次大会でポスター発表いたします。

大学での卒論発表会では、専門の異なる先生方から、時として思いもよらぬ質問や指摘を受けることがあります。
その中には研究の新たな着想へのヒントが満載で、非常に刺激になるし、学生にとっては「脅威」そのものです。
逆に小生も他の研究室の発表に対しては、「素人なり」の疑問や指摘を学生(指導されている先生?)に対して
ぶつけます。

これに対して、学会での発表では、専門的な質問を受けることになり、専門知識の広く深い理解力と
研究成果の社会的価値が問われます。

聞いていただく方に分りやすくプレゼンするのは簡単ではありません。
ゼミを通じてプレゼンテーションの経験を積ませていくことも研究室にとっては重要な役目です。

プレゼンだけが「こなれてウマイ」学生もいます(時として内容が伴わない)が、
「愚直に」研究の実績を積み重ねながら少しずつプレゼンスキルも獲得していってほしいと願っています。




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