私たちの暮らしは、エネルギー源のほとんど、食料の半分以上を外国からまかなっています。
貿易(輸入)は、99%が海上輸送つまり船に頼っています。(トン数ベース)
普段、船を身近に感じられる機会のない方々にはピンとこないかもしれませんが、
このような状況は今から80年ほど前から構造的に変わりはありません。
担当している講義に、「海上貨物輸送論」がありますが、その第1回目には
「戦時徴用船」の話を少しだけ紹介しています。
先の大戦では、民間の商船や漁船が軍部に徴用され、様々な物資輸送に従事しましたが、
シーレーン確保の重大な欠陥により、約7000隻の徴用船が撃沈され、約60000人の
海員(軍人でない)が犠牲となりました。
海員の犠牲率は、約43%にも上ります。ちなみに軍人の犠牲率は約23%といわれています。
詳しくは、是非とも、「戦没した船と海員の資料館」を御参照ください。
過去の教訓の一部でも知る義務を、われわれが負っていることを確認すべきなのでしょう・・・
戦没した船と海員の資料館:URL:http://www.jsu.or.jp/siryo/
貿易(輸入)は、99%が海上輸送つまり船に頼っています。(トン数ベース)
普段、船を身近に感じられる機会のない方々にはピンとこないかもしれませんが、
このような状況は今から80年ほど前から構造的に変わりはありません。
担当している講義に、「海上貨物輸送論」がありますが、その第1回目には
「戦時徴用船」の話を少しだけ紹介しています。
先の大戦では、民間の商船や漁船が軍部に徴用され、様々な物資輸送に従事しましたが、
シーレーン確保の重大な欠陥により、約7000隻の徴用船が撃沈され、約60000人の
海員(軍人でない)が犠牲となりました。
海員の犠牲率は、約43%にも上ります。ちなみに軍人の犠牲率は約23%といわれています。
詳しくは、是非とも、「戦没した船と海員の資料館」を御参照ください。
過去の教訓の一部でも知る義務を、われわれが負っていることを確認すべきなのでしょう・・・
戦没した船と海員の資料館:URL:http://www.jsu.or.jp/siryo/