輸送包装研究室

輸送包装関連情報の発信

インターンシップ

2014-09-29 11:23:21 | 日記
お盆過ぎから後学期が始まるまでは、夏休みの後半です。
研究室のゼミ生にとって、「夏休み期間」はあっても「夏休み」がないことはすでにブログで御紹介しました。

修士課程の1年生にとっての、「夏休み期間後半」は、
輸送包装関連企業の絶大なる御協力の下、1ヶ月のみっちりと鍛えていただく、
「インターンシップ」の期間でもあります。

今年の該当者は1名!
東京の精密機器メーカーの輸送包装グループにお世話になっています。

先週末、インターンシップの状況を視察してまいりました。

院生にとっては、普段の大学での研究生活とは一変し、非常にタイトで有意義な
経験を積ませていただいております。

それもこれも、受け入れてくださっている企業・関連部署の方々、そして、
手取り足取り・・とても懇切丁寧な御指導を下さっている担当技術の方々の
おかげです。

毎年インターンシップをやり終えた大学院生は、研究のモチベーションが数段階アップし、
ある意味で自信すら身につけて研究室に戻ってきます。

就職先を考え、働くこととはどういうことなのか?
についても真剣に受け止めることができるようになります。

現在お世話になってる院生のインターンシップの期間も、明日が最終日!!
最後まで全力で取り組んでほしいし、そうしてくれると信じています。

今回のインターンシップおよびこれまで数年にわたりに御協力いただいたすべての関連企業の
皆様にはお礼の言葉もありません。

そして来年以降も、当方から無理難題なお願いをするかもしれませんが、なにとぞ
よろしくお願い申し上げます。

包装貨物振動試験

2014-09-24 13:56:27 | 日記
先週の金曜日、輸送包装ディスカッションのお世話をしました。

今回のテーマは、「包装貨物振動試験」。

参加された方々は、イベントの主旨をよく理解いただき、大変活発な
ディスカッションが飛び交いました。

その中で多かった質問として。。。。

「このように振動させれば大丈夫!」という振動試験の方法は無いのでしょうか?

というものです。

確かに、規格では物流条件ごとに振動情報を計測し、それを元に振動試験の
スペックをその都度決めていくべきと、明記されて入るものの、
実際そのような対応ができるのは限られており、
多くは、規格に例示されている推奨振動条件で実施されておられるようです。

ただし、規格条件で振動させても現場再現はできず、困ったな・・・・・

包装貨物振動試験の目的は、

1.包装設計の最終段階で包装貨物に振動による不具合が無いことを確認するため

2.現場で振動が原因と考えられる包装内容品の不具合があった場合、
  試験でその状況を再現し包装改善を行い、その効果を確認するため

ですが、

上記1の目的であれば、100歩譲って、規格に明記されている
PSD波形でいいのかもしれません。

しかし、上記2の目的であれば、規格に明記されている条件では
ほとんど?現場の不具合を再現できないので、
規則波・周波数掃引波を用いた共振試験も念頭におく必要がありそうです。

どのような包装貨物の不具合が、どのような振動条件で再現されるのか?
といった情報を取りまとめて発表することができれば、
皆さんにとって非常に有益ではないだろうか?と考えながら、懇親会で
アホな話ばかりをしておりました。



30年ぶりの訪問

2014-09-01 10:25:47 | 日記
先週、1泊2日で、ゼミ旅行に行ってきました。

場所は、岡山県東部日生(ひなせ)沖に浮かぶ、鹿久居島にある
ペンション「みかんの郷」です。
http://www4.ocn.ne.jp/~kakui/

鹿久居島は、聞くところによると人口がわずか9人の島で、
人の手が入っていないところが多い、自然豊かなところです。

ペンションでは、採れたての海産物をたらふく食べることができます。

実は、30年ほど前、大学生のころ、学生寮の追い出しコンパとして10人くらいでお世話なったところです。
当時われわれ寮生はことごとく大酒飲みでしたので、ペンションの方々にはおそらく多大な
御迷惑をおかけしたと思います。(どのように寝たか?記憶が無いので・・・・)

今回は、「いつかもう一度たずねたい」との念願が叶いました。

その島には来年には、本土と橋でつながるのですが、これから島がどのように
変わっていくのか???

30年後に行けるかどうか分からないので、近いうちにまた学生たちを連れて
お邪魔しようと思います。