輸送包装研究室

輸送包装関連情報の発信

夜更かし

2014-10-29 15:18:42 | 日記
IAPRI(国際包装研究機関連合)の理事(Board Member)になったことから、
昨日の夜遅く電話による約1時間半の理事会議(理事は世界で10名)を行いました。

今回の理事会のメイン会場は、ニューヨーク・・・
ニューヨーク時間の朝9時から、つまり日本時間で夜10時スタートです。
早寝(夜10時には就寝)の習慣があるので、今でも寝不足感が残っています。

一番条件の悪い人は、オーストラリアメルボルンの参加者で、もっと遅い時間です。

理事の国籍は、ドイツ、アメリカ(2名)、イギリス、オランダ、ブラジル、オーストラリア、
タイ、中国、そして日本です。

顔を観ずに、それも一度に複数の人との電話による会議は初めての経験でしたが、
英語の聞き取り能力の不足をひしひしと感じさせられました。

会議の内容は、日本の包装学会等での議事内容と大差は無かったのですが、
会議の断片に国民性(地域性)が感じられる場面もあり、興味深かったです。

次回の電話会議は来年の3月、その次はIAPRIの次回のシンポジウムの前日で
10人が顔を合わせての会議です。

理事の任期は3年です。

IAPRIの運営について、日本からの提案も少しずつですがしていきたいと思います。
包装に関する研究活動について、国際的な取り組みについて、建設的な御意見を
お待ちしています。

 



スズ(錫)を掘り尽くした?街にて

2014-10-21 13:36:13 | 日記
先週末、中国の無錫市で行われた、包装関連の国際会議に招待講演者として参加しました。

招待講演者は、ドイツ(IAPRIのプレジデント)、イングランド(PTSの編集委員長)、
USA、スペイン、タイ、韓国からもいらっしゃいました。

この地域は、古来よりスズ(錫)がたくさん採れていたそうですが、掘り尽くした結果、
「無錫」となったと、さも確からしい説があるそうです。

会議は、太湖岸に広がる江南大学(最もレベルの高い包装学科がある)から程近い、
景勝地の4つ星ホテルで開催されました。

3年ほど前に中国の56もの大学で包装学科があるとの報告を包装学会でしたことがありますが、
最新の情報によると、今では77大学に増えているようです。

参加者は、各大学の包装学科で活躍されている教員で、産業界からの参加者はほとんどなく、
発表内容は、そこそこのレベルではないかと思います。

会議の翌日には、ドイツとUSAからの方々とともに、江南大学の包装学科で学ぶ大学院生たちおよそ50名に対して、
最近の研究活動の一部を紹介しました。

当然、院生たちの英語能力は備わっているので、問題なく(私のプレゼン英語には多くの問題があるが・・)
レクチャーをしました。

今回の参加は、7月にメルボルンで開催されたIAPRIの会議で、小生の名前が招待講演者として掲載された
パンフレットを初めて!?驚きながら拝見し、江南大学のLu教授からお誘いを受けたのがきっかけです。

Lu教授は、2年前に包装学会主催のIPSで日本に来てくれたので、そのお返しの意味もこめて、当初はしぶしぶ?
参加したのですが、結果的には総じて非常に有意義な出張となりました。

Lu教授をはじめとする中国の先生方には非常にお世話になりました。

ありがとうございました。

クローズディスカッション

2014-10-13 11:55:54 | 日記
先々週の木曜日、東京ビックサイトで輸送包装コミュニティー主催のディスカッションイベントに参加しました。

参加資格が会員に限定されたクローズ形式のディスカッションです。

参加された20名弱の方々からは、普段の輸送包装技術業務で問題となっている課題が披露され、
本音で深く、そして遠慮なく意見交換ができた非常に愉快なイベントでした。

輸送包装コミュニティーでは、ネットの掲示板を使用したディスカッションが行われていますが、
どうしてもタイムラグがあったり、細かなニュアンスが伝わらない、活字として残ってしまうなどの
制約があるのも事実です。

今回のクローズドディスカッションで取り上げれた内容については、輸送包装コミュニティーのURL
でアップロードされる予定です。

現在、会員数は150名程度で、設立1年目にしてはなかなか検討していますが、
少なくとも500社1000人規模の会員制コミュニティーへと発展していくことを
もくろんでいます。

ぜひとも、ギブアンドテイクの精神で、積極的に輸送包装技術のレベルアップをするための
きっかけとして、「輸送包装コミュニティー」へ参加しませんか?

入会方法等は、神栄テクノロジー㈱のURLから検索してください。