輸送包装研究室

輸送包装関連情報の発信

今年も暑かった!輸送包装セミナー

2014-07-30 10:28:26 | 日記
昨日、神栄テクノロジー㈱主催による輸送包装に関するセミナーを当研究室で行いました。

輸送包装試験に関する概要説明と当研究室で実施している最新の研究成果の紹介、
輸送包装試験・計測装置のデモ・見学といった内容でした。

その後、希望者による懇親会を行いました。参加したゼミ生にとっては、日ごろのゼミで、
交流している共同プロジェクトパートナー企業以外の他分野の技術者とのざっくばらんな
会話を通じて、将来の決意を新たにできたいい機会だったと思います。

それにしても、せっかく参加されたのに、講演内容に関する質問もなさらず、休憩中の
名詞交換や雑談を持ちかけることも無く、そのままお帰りになられた方もおられます。

私にとっては、その理由を見出すことはできません!

せっかく参加したイベントで、配布された資料以上の「お土産」を持って帰ってもらいたいのですが・・・

来年以降もこの時期に、当方でオープンイベントを行う予定です。

是非とも、日ごろの業務でお悩みの、ざっくばらんな質問をいっぱい抱えて
遊び!にこられますよう、お待ちしています。
(変な遠慮は無用です!!)

酷暑の名古屋に熱い男がやって来た!

2014-07-25 13:18:06 | 日記
昨日、日本包装技術協会中部支部主催の輸送包装研究例会に参加しました。

お目当ては、包装管理士の存在を全国に広めた、あの熱い男の話を聴くためです。

非常に物腰の柔らかい方なのですが、話の端々に仕事に対して一切の妥協を許さない気概がほとばしります。

輸送包装の設計業務は、想像するに、時として非常に単純な作業の繰り返しで、決して正解・ゴールの無い

技術・技能・センスが求められます。そこに、「妥協」「あきらめ」が少しでも入り込むと、それなりのもの

はできても、決して満足できる達成感を得ることはできません。

おそらく、荒れていたという彼の若いころから、いつも遠くの方、高いところ、手が届きそうにないところを、

常に追い求め、そして今もそのスピリットは衰えることは無いのでしょう!!

会社組織の中で、そのような「トンガッタヤツ」を上手に使いこなす、度量のある経営陣も同時に

賞賛されるべきなのでしょう!!

いつか、輸送包装技術者の中から、大手メーカーで取締役技術本部長やひいては社長を出せるような、

技術者集団として、輸送包装技術屋たちがもっと熱い思いと行動、そして成果を出していくべきなのだと

思いながら家路につきました。


教員冥利

2014-07-08 13:17:28 | 日記
毎年7月上旬には、包装学会の年次大会に院生を伴って参加しています。

今年も7月3日・4日に東京大学弥生キャンパスにて行われました。

斎藤の関係する成果発表は、

修士院生のポスター発表1件、修士修了生の口頭発表1件(斎藤が代理発表)、
企業との共同プロジェクトに関する口頭発表2件

でした。

年次大会の実行委員として、2名の研究室OBがおられます。
また、数名のOBが聴講者、研究発表共著者として参加されておられ、
彼ら・彼女らが、包装分野で活躍している(であろう?)姿を確認することは、
この上もなく「教員冥利」に尽きます。

来年も年次大会でいい成果発表を行うことができるように、
夏休みに実験が集中してできるように、具体的な研究スケジュール・実験計画・
研究指導をしなければなりません。

こうやって毎年、仕事を目に見える形でリセットできることは、
幸運なことなのかもしれません。