先週、お相撲さんが闊歩する博多の街で、日本包装技術協会の研究発表会が
開催され、2日目のみ参加しました。
各企業から、日ごろの業務を通じてカイゼンされた技術情報が多数報告され、
会場も満員で大変な盛り上がりでした。
その中で・・・最も目を引いた内容をご紹介します・・・
レンゴー㈱から御報告された内容です。
段ボール箱貨物を倉庫保管する場合、特に湿度環境が劣悪な状況では時として、
段積みされた段ボール箱が潰れてしまうことがあります。
それを防ぐためには、常識としては、現場の湿度を十分に把握しておく必要があります。
一方、段ボール箱が潰れ(胴ぶくれ・座屈)る危険領域は、段ボールの含水率が
10%程度で黄色信号、、11%で赤信号であることはこれまでの調査で
明らかになっていました。
現場で段ボールの含水率を計測し、管理していくことは簡易的な水分計を用いることが
考えられますが、その測り方によって結果の信頼性が問題であり、常に測り続けることは
手間がかかります。
段ボールの含水率を精確に測るためには、対象とする段ボールの一部を切り出し、
「絶乾」前後の質量を計測する必要がありますが、その方法は現場では不可能です。
そこで・・・「目からウロコ」・・・・
まず「絶乾」状態のテストピース(対象とする段ボールとまったく製造工場から同じ流通ルートをたどらせる)
の質量を計測しておき、それを倉庫内の対象とする段ボール箱のそばに置き、常に連続的にテストピースの質量を
計測するだけで含水率をモニタリングできる!!
というものです。
非常に簡単です!!
正に「目からウロコ」です!!
最近になく聴講しながら感動しました!!
おそらく、多くの現場ですぐにでも対応できそうで・・・その効果も大いに期待できます。
詳しくは、第53回全日本包装技術研究大会予稿集270ページを御参照ください。
開催され、2日目のみ参加しました。
各企業から、日ごろの業務を通じてカイゼンされた技術情報が多数報告され、
会場も満員で大変な盛り上がりでした。
その中で・・・最も目を引いた内容をご紹介します・・・
レンゴー㈱から御報告された内容です。
段ボール箱貨物を倉庫保管する場合、特に湿度環境が劣悪な状況では時として、
段積みされた段ボール箱が潰れてしまうことがあります。
それを防ぐためには、常識としては、現場の湿度を十分に把握しておく必要があります。
一方、段ボール箱が潰れ(胴ぶくれ・座屈)る危険領域は、段ボールの含水率が
10%程度で黄色信号、、11%で赤信号であることはこれまでの調査で
明らかになっていました。
現場で段ボールの含水率を計測し、管理していくことは簡易的な水分計を用いることが
考えられますが、その測り方によって結果の信頼性が問題であり、常に測り続けることは
手間がかかります。
段ボールの含水率を精確に測るためには、対象とする段ボールの一部を切り出し、
「絶乾」前後の質量を計測する必要がありますが、その方法は現場では不可能です。
そこで・・・「目からウロコ」・・・・
まず「絶乾」状態のテストピース(対象とする段ボールとまったく製造工場から同じ流通ルートをたどらせる)
の質量を計測しておき、それを倉庫内の対象とする段ボール箱のそばに置き、常に連続的にテストピースの質量を
計測するだけで含水率をモニタリングできる!!
というものです。
非常に簡単です!!
正に「目からウロコ」です!!
最近になく聴講しながら感動しました!!
おそらく、多くの現場ですぐにでも対応できそうで・・・その効果も大いに期待できます。
詳しくは、第53回全日本包装技術研究大会予稿集270ページを御参照ください。