輸送包装研究室

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楽しい質疑応答の時間

2022-07-25 13:05:00 | 日記
日本包装学会の年次大会が今年もリモート形式で実施されました。
輸送包装研究室にも、博士前期課程の大学院生がポスター発表1件(M1院生1名)と口頭発表2件(M2院生2名)をする機会に恵まれました。

口頭発表は、発表15分・質疑5分のオーソドックスな形です。たくさんの聴衆の前でプレゼンできないので、
緊張感を楽しんでもらうことができないことはやや残念です。
彼らには11月に札幌で開催予定の日本包装技術協会研究大会で現場でのプレゼンの緊張感を味わっていただくつもりです。

ポスター発表は、ポスターを画面に投影しながら、5分程度で概要説明をした後、1時間ほど来訪者からのご質問を
お受けすることができました。その間、切れ目なくご質問を頂戴し、大学院生にはかなりなプレッシャーがかかっていたことと
思います。たくさんのご質問をいただくということは、それだけ来訪してくださった方々が、真剣に研究内容をご覧いただけたことの
裏返しでもあり、とてもありがたいことでした。当初、1時間もの間、1名の大学院生が仕切るZOOMブレークアウトルームで切れ目なく
質疑応答がされるのかと不安感もありましたが、必死に質問に応える大学院生にとっては、「あっという間」の楽しい?時間だったと思います。

学会でのプレゼンテーションを経ると、大学院生たちの研究に対する取り組み方が目に見えてレベルアップしていることを感じられます。

大学院生たちにとっての学会発表は、もっとも効果的な「教育の場」でもあると改めて感じ、
彼らに「喝!」を入れてくださった多くのみなさまに、感謝・感謝の気持ちです。