庄助さん

浮いた瓢箪流れのままに‥、日々流転。

あらためて箱根(2)

2008-09-19 22:15:30 | 評論、感想
 特に何をするわけでもない、訪れた旅館でゆっくり、のんびりと時を過ごす。見るものといえば、滞在先の周りの景色か通りすがりの風景ぐらい。あくまでもぼんやりと時を過ごす。そうすることにより、いろいろな物が、そしていろいろな事が、多少新鮮さを回復した五感を通して鮮明に見えてくる。花も草も、空も山も、そして、湯の感触、料理の味も…。

 宿の部屋から眺めた「箱根外輪山」

 
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あらためて箱根(1)

2008-09-19 22:14:26 | 評論、感想
 何事にもいえることであるが、視点・論点をどこにおくかによっては、事象のとらえ方も大きく変わる。さらに、心情的なものが加わればなおさらのことである。
 箱根・熱海・湯河原などといえば、首都圏に住む者にとってはあまりにもありきたりの新鮮味のない観光行楽地といえるかも知れない。しかし、ゆっくりと丁寧に時間をかけて滞在してみると、今まで思っていたことと異なる側面が見えたり、時には、これまではまったく見えなかったものが見えたりもすることもある。箱根・熱海・湯河原は歴史のある温泉場である。自治体はもとより、多くの旅館・ホテルが競い合い、それぞれの温泉場としての地位向上、名声維持に努めてきた。そして、その中心にあるのが老舗の旅館・ホテルである。
 今回訪れた仙郷楼もその一つである。一世紀100年にも及ぶ経営・もてなしの積み重ねは、それなりの風格と品位を感じさせるものがある。それは、接遇対応の一つ一つ、料理の一品一品にも表れていた。
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仙郷楼の懐石(15)

2008-09-18 00:33:35 | 写真
『水菓子』。葡萄は巨峰。金時豆をのせたスモールショートケーキはパティシエールによるものと聞いた。若い女の子の努力の作か…。
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仙郷楼の懐石(14)

2008-09-18 00:33:03 | 写真
『香の物』。漬物の配置と小皿の形、釉薬の色合いが何ともいえない。
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仙郷楼の懐石(13)

2008-09-18 00:32:42 | 写真
変り鉢の後は、『御飯』、『香の物』、『留め椀』、『水菓子』と続く。漆塗りの椀に赤だし、八角皿に香の物、金時豆(箱根金時山に係る)をのせた甘味---。どれも満足のいく内容だった。これは『留め椀』(赤だし)
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仙郷楼の懐石(12)

2008-09-18 00:32:23 | 写真
『変り鉢』。雲丹豆乳寄せ。それに、茗荷、人参、胡瓜、山葵。箸休めに丁度よい。
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仙郷楼の懐石(11)

2008-09-18 00:31:55 | 写真
『揚物』。椎茸・海老・蕎麦の実揚げ、丸十せんべい、菊葉、それに松葉むかご。脇にもみじおろしが添えてあり、併せて天つゆと天然山塩が用意されていた。温かいうちに甘味のある山塩を付けて食べる揚物は絶品。
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千葉稲毛の月

2008-09-17 20:12:04 | 評論、感想
何処で見ようと見る月にかわりはないけれど、場所がかわれば見る月もちがうような気がする。東京湾の潮風に吹かれて月も心地良さそう。
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仙郷楼の懐石(10)

2008-09-16 21:38:25 | 写真
冷酒のグラスに「りんどうの花」を添えてみた。冷酒がより冷酒らしくなった。秋の酒もいいもんだ…。
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仙郷楼の懐石(9)

2008-09-16 21:37:15 | 写真
料理がよければ酒も進む。冷酒の追加を仲居さんに---。出された冷酒に今度は「りんどう」の花が添えられていた。ありきたりのもてなしではありえない。
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