庄助さん

浮いた瓢箪流れのままに‥、日々流転。

心と頭の習慣形成、概念形成

2007-05-24 22:41:19 | 評論、感想
丁寧さ、配慮の行き届いた対応は、自ずと時間と手間をかけるものになる。しかし、そのような過程を経て出来上がったものは、分野を問わず質の高いものを生み出す。物質的なものに限らず、そのことは精神的なことにもあてはまる。人間のその時々の全ての態度・行動もこのような背景の下に表現された形ある結果である。
 心と頭には時間をかけ、ゆっくりと丁寧に良質の習慣形成、概念形成を図っていくことが欠かせない。質の良いもの、品格の高いものには自然に頭が下がるが、粗野なものには対応のしようが見つからない。

何事も、まずは冷静に考えてみること

2007-05-23 22:31:07 | 評論、感想
 事の善し悪しを判断する。よほど複雑な事象でない限りその白黒の判断はそう難しいことではない。ましてや人間の生死、金銭のやり取りに関わることなど、その善悪は一瞬にして判断のつくこと。百歩譲ってその判断が難しいとすれば、冷静に考えてみれば分かること。その結論に至るにそう長い時間は要しない。自分の行為を何でも正当化しようとするから、感情、思惑だけで判断してしまう。公正な倫理観に基づき考える必要がある。そのためにも、まずはそんなことの習慣形成が子どもはもとより大人にも不可欠。

どうしてそんなことを…

2007-05-22 12:31:41 | 評論、感想
 歯科医師の診療報酬を監査し指導する立場にある人間が、自分の職責に反する行為をした上に、謝礼として多額の金銭を受け取っていたという。渡した相手は同窓のそれなりの立場にある医師。そして、手心を加えてもらった人たちも同窓の医師だという。学歴も教養もあり、年齢もそれなりの域に達しているはずの人がなぜ………?

どうしてこんなことが…

2007-05-21 22:31:43 | 評論、感想
 小難しい理屈を述べ、尤もらしい顔をしてお説教をする。そんな気持ちは更々ないが、日々の出来事を新聞・テレビを通して見聞きするニュースの中で、あまりにも酷すぎる出来事が多すぎる。高校生が母親を殺害し、頭部を切断して袋に入れ警察署に出頭。父親が三歳になる子供を「赤ちゃんポスト」に入れ、子どもを遺棄。さらには、五十歳代の男が成人した男女二人の我が子を銃で撃ち怪我をさせ、警察官にも発砲し一人は死亡、もう一人も大怪我。人質は自分の元の妻。悲惨な事件が多すぎる。それにしても気の毒なのは事件に巻き込まれた人たち。その無念さはいかばかりのものか。家族のことを思うとやりきれない気持ちになる。

草取り

2007-05-12 23:36:09 | 評論、感想
 今日は草取りの日。住んでいるマンションの敷地内の雑草を取り除き、居住地内の環境美化に努るとともに、地域住民の協働意識と連帯の高揚を図るというもの。
 幸い天気もよく風も爽やかな天候条件に恵まれ、多くの人が参加し黙々と雑草取りに勤しんだ。僅か1時間半程の作業であったが、殆んどの草を取り終え、周りの様子も何がしかさっぱりとしたようだ。また、それ以上に、多少なりとも地域のために貢献できたという自負がなんとも爽快であった。まさに薫風5月

ちょっと小田原(1)

2007-05-09 23:52:49 | 評論、感想
 箱根、熱海、湯河原をはじめ、伊豆方面へ出かけるときに乗り換えや道路の分岐点としてよく利用するのが小田原。しかし、幾度となく降り立ち、お土産買いに立ち寄った小田原であるが、小田原の市中をゆっくりと見たことがない。今回は、時間のゆとりもあり、小田原の街を歩いてみた。東海道五十三次の宿場町であるとともに、北条氏の居城の地としての城下町でもある。街は「北条五代祭り」を控え賑っていた。小田原は相模湾を目の前にして、江戸前ならぬ相模前の地魚を使った磯料理が美味。そこで、昼食に食べたのが鯵の押し寿司。鯖の押し寿司は高級な京都のものをはじめ幾度となく食べているが、鯵は初めて。しかし、)はよかった。