庄助さん

浮いた瓢箪流れのままに‥、日々流転。

山の花火と海の花火

2006-08-05 09:57:32 | 評論、感想
 夕闇の空にシルエットとして浮かぶ山々を背景に花火が上がった。そのうち空も山も暗さを増し、黒一色の世界に大輪の花が咲く。色とりどりの枝垂れも淑やかに舞う。夕映えの水面に波頭がキラキラと反射し、時折閃光がはしる。水平線の境がなくなると、一面に黒い無限のキャンバスが広がった。その真っ只中にポツンと一輪の花が咲いた。夏の夜の山の花火海の花火
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