和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

福光(十五)新・人間革命

2011年09月19日 07時03分03秒 | 今日の俳句
    新・人間革命

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    福  光(十五)

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 福島県の代表たちは、緊張した顔で山本伸一の次の言葉を待った。


 「リーダーは、自分が一人立つことは当然ですが、組織の全同志が、自分と同じ決意に立って、喜び勇んで、戦えるようにしなくてはならない。


 よく、こういう組織があります。


 ――県長をはじめ、総ブロック長も、大ブロック長も、必死になって頑張っている。しかし、結果的に、はかばかしい前進がない。


 それは、本当に張り切って、駆け回っているのは、ライン幹部だけで、必勝の息吹が、組織全体に波及していないからなんです。


 この状況を打開するには、全幹部が結束していくことです。特に、すべての副役職者が、いかんなく力を発揮していくことがポイントです。そうなった時に、組織全体が回転していくんです。


 学会の組織は、次第に重層的になってきているので、副役職の人は、これからますます増えていきます。世代交代のための人事もあるので、副役職者の方が、正役職者より活動経験も豊富で、力もあり、年齢も上というケースも多くなっていくでしょう。


 それだけに、正役職者は、“俺が中心だ”などという顔をするのではなく、“副役職の方々の力をお借りするのだ”という姿勢で接し、尊敬していくことが大事です。


 連絡なども、むしろ、正役職者の方から積極的に取って、意見や応援を求めていくんです。人間は、“自分は期待もされていないし、軽んじられている”と思えば、力を出そうとはしません。


 また、副役職者の役割分担や責任を明確にしていくことも必要でしょう。


 ともあれ、副役職者が、中心者と呼吸を合わせ、はつらつと活躍している組織は、大きな力を発揮しています」


 荒野に一本の木が立っているだけでは、風は防げない。多くの木々が茂り、森をつくってこそ、風も防ぐことができるし、さまざまな森の恵みも、もたらすのである。




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(聖教新聞・2011/9/19)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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