和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

黄水仙/今日の俳句 ≪第.1716号≫

2015年03月19日 06時46分33秒 | 今日の俳句


■<2015年(平成27年)3月19日(木)>■


     ◆プレミアム商品券 消費拡大に追い風◆

    
     地方創生 障がい者も担い手に
     放課後児童クラブ 拡充で「小1の壁」解消を
     参院予算委で西田、山本(博)氏



参院予算委員会は17日、安倍晋三首相ら全閣僚が出席して、2015年度予算案の基本的質疑を行い、公明党の西田実仁参院幹事長、山本博司氏が質問に立った。



■中小企業への価格転嫁を進め、下請けに利益還元せよ


この中で西田氏は、2014年度補正予算に盛り込まれた交付金を活用し、各市町村が発行するプレミアム付き商品券に言及。小型店舗だけで使える商品券を多めにしたり、子どもが3人以上いる世帯に優先販売するなど工夫を凝らした例を紹介し、「商品券で消費喚起のきっかけをつくり、家計に届く経済の好循環を起こすことが大事」と訴えた。

また、市町村が子ども医療費の窓口払いを撤廃した際、国からの補助が減額される制度に触れ、「時代に即した制度へ見直す時期が来ている。速やかに検討を」と強調。塩崎恭久厚生労働相は「子ども医療のあり方などを検討するための場を設け、考えていく」と明言した。

さらに、西田氏が消防防災ヘリ、ドクターヘリの操縦士が不足している実情を指摘したのに対し、太田昭宏国土交通相(公明党)は、関係省庁による連絡会議を立ち上げ、「具体策について、今夏までを目途に結論を得るよう検討を急ぐ」と答えた。

一方、西田氏は、都市再生機構(UR)改革に関して「居住者が安心して住み続けられるように」と主張。太田国交相は、団地の建て替えに伴う家賃減額制度を拡充する考えを表明。最大2万円の家賃減額を15年度予算案で3万5000円に拡大することが盛り込まれたとしたほか、家賃減額期間終了後も、家賃が上がらないよう措置を検討すると述べた。

加えて、西田氏は下請け中小企業への適正な価格転嫁を進め、「円安や原油安によるもうけは、下請け企業にも還元させるべきだ」と力説。非正規社員の人材育成などに取り組む企業を対象としたキャリアアップ助成金について、中小企業が利用しやすい環境を整える必要性を訴えた。

一方、山本氏は地方創生に向けて、女性や若者、障がい者らを含めた「全員参加の社会」が重要と訴えた。なかでも、障がい者が農作業の担い手となる「農福連携」に言及し、「障がい者にとっては就労先拡大や賃金上昇につながり、農業の労働力不足も補うことができる」と強調。林芳正農林水産相は「大変に意味のある取り組みだ。農業と福祉の連携を推進していきたい」と述べた。

また、山本氏は、生活に必要なサービスを集約した「小さな拠点」の形成が地方創生にも役立ち、その要が「道の駅」だと指摘。その上で、障がい者が作った産品を道の駅で販売するなどして、障がい者と地域の交流を深める仕組みを構築すべきだと主張した。

このほか、4月に本格実施となる「子ども・子育て支援新制度」について、「多様な保育の受け皿を増やすことが大きな柱だ」と指摘し、待機児童解消に向けた政府の取り組みを聞いた。

安倍首相は、政権発足から2年間で従来の2倍のスピードで保育所整備などが進んでいるとして、「17年度末までに待機児童ゼロを実現できるよう、強力に進めていく」と強調した。

さらに山本氏は、小学校入学を機に子どもの預け場所がなくなり、育児と仕事の両立が困難になる「小1の壁」解消を主張。塩崎厚労相は、15年度予算案では17万人分の放課後児童クラブの定員拡充を図り、同クラブ従事者の処遇改善にも取り組むと答えた。


【公明新聞:2015年3月18日(水)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150318_16495



     ※今日の俳句※


  肝油噛みし頃が初恋黄水仙
       守屋明俊



  黄水仙瞠きて咲く殉教碑
       中山純子



  黄水仙茶屋の戸袋風に鳴り
       大井雅人




※ ヒガンバナ科の多年草。南ヨーロッパ原産で日本には江戸末期に渡来。観賞用に庭園などに好んで植えられる。
 春、葉間から花茎を伸ばし、頂に香りの高い濃黄色の六弁花を数個つける。切り花としても好まれ、園芸品種が多数ある。
→水仙(冬)
   
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※わが友に贈る※


  信心に徹する人に

  行き詰まりはない。

  日々「つよる心」で

  変革の一歩を踏み出せ!

  希望はわが胸中にあり!

       2015年3月19日



【聖教新聞:2015年(平成27年)3月19日(木)付】



     ※名字の言※


童謡「ぞうさん」で有名な詩人、まど・みちお氏が亡くなって1年が過ぎた。氏にはゾウを歌った別の詩がある。1994年、85歳のときに故郷の山口県徳山市(現・周南市)を訪問。動物園のゾウを見て即興で作った。「とくやまの/まるみみぞうさん/まあるい おみみで/まあるい ちきゅうのうた/きいているよ……」                           



やや小ぶりなマルミミゾウはアフリカゾウの亜種とされていたが、近年の研究で、別種に分類すべきと指摘されている。皮肉なことに、徳山のマルミミゾウは、DNA鑑定の結果、まど氏の来訪15年後にアフリカゾウと判明したという



森林ゾウともいわれるマルミミゾウは、環境破壊や密猟で激減し、現在、絶滅危惧種に指定されている。種の分類はどうあれ、自然との共生、命の掛け替えのなさを教えてくれる詩の心は変わらない



世界に4千万本の木を植えてきた宮脇昭・横浜国大名誉教授は、この2月末、約40年ぶりに加筆復刊した自著で、少年少女への渾身のメッセージとして「生物としてもっとも大事なことは、いのちを守ることです」とストレートに訴えている(『人類最後の日』藤原書店)



仏法の根本の教えは生命尊厳。この最高に価値ある思想を広め、子どもたちに命輝く未来を残したい。     (杏)


                 

【聖教新聞:2015年(平成27年)3月19日(木)付】



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