駒鳥の谷ふかければ我に飛ぶ
並木鏡太朗
駒鳥や空地の寺に蕎麦食へば
石塚友二
あまたたび駒鳥啼きて水場暮れ
岡田日郎
駒鳥や霧藻のいろの夜明雲
岡田貞峰
駒鳥の声近々と宮参り
勝山美津子
※ 駒鳥→こま・知更鳥(こまどり)
ヒタキ科の夏鳥で、鶫(つぐみ)の近縁種だが、大きさはその半分ぐらいである。羽毛は大体樺色、胸のあたりが橙黄褐色。腹部は白色、嘴は黒褐色。山地の笹薮に生息し、地上の窪地に巣を営む。
初夏から囀るがその声は高くヒンカラカラと、あたかも馬がいななくようなのでこの名がある。古来鶯・大瑠璃とともに三鳴島として愛玩されてきたが、現在は非狩猟鳥。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
※わが友に贈る※
妙法の力は無限だ!
「祈りとして
叶わざるなし」
破れぬ壁はない。
大確信で進みゆけ!
2015年6月20日
※☆*寸 鉄*※
「始まりはすべて小さい」哲人(セネカ)。一人の友に誠実な対話を。広布の大願胸に
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高知の日。魁の同志が健闘!師弟の誓いは永遠。勇気と団結の開拓劇綴れ
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若い時代に大切なものは自分の心を信ずることー恩師。皆、大使命の人なり
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環境対策で日中の協力体制を強化。今こそ多角的な交流進め、平和の礎を
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18歳選挙権成立。政策・人物本位の「選択肢」たり得るかー政治家は襟正せ
※名字の言※
岩手県釜石市と中東(ちゅうとう)のパレスチナ自冶区ガサ地区の子どもたちが3月、インターネットを使ったテレビ電話で交流した。互いの「今」を知り、エールを交換した
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釜石は東日本大震災の被災地。ガサ地区は紛争地域である。参加した女子高等部員が言っていた。「ガサの子どもたちが自分の夢を口々に語るのに、日本側をあまり語れなかった。日本は紛争もない。学校にも通える。努力次第で夢をかなえられる環境があるのにーー」
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日本側は緊張して、うまく話せなかったのかもしれない。だが日本では、小学生から中学生へと年齢が上がるにつれ、夢を持つ割合が少なくなるとの調査結果もある。夢が自分を向上させ、無限の可能性を開くことを大人たちが伝え、自らの姿で示す必要があろう
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自宅を津波で流された、先の女子高等部員は言った。「同世代が震災で命を絶たれました。生かされた命です。夢を見つけ、生きていることを実感しながら進んでいきたい」。彼女は海外からの被災地支援を目にしたことを機に、国際関係の仕事に就きたいと努力する
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戦争、大災害……どんな逆境の中でも、人間は夢を持つことができる。「今」の夢が、「未来」をつくる。その主役である子どもたちを励まして、希望の翼を広げてあげたい。 (側)
【聖教新聞:2015年(平成27年)6月20日(土)付】
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