和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

! 師への求道心 !

2010年01月29日 09時07分23秒 | 名字の言
       名字の言

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 日本画の平山郁夫氏が、最後の著書に、大伯父(美術工芸の第一人者・清水南山)から贈られた言葉を書き残している。「先生というのは梵鐘みたいなものだ。たたけばいい音がでるが、たたかなければ鳴らない。だから自分から求めていって、どんどん鐘を鳴らすんだぞ」



東京の美術学校に進学するため、故郷を離れる時にかけられた言葉。平山氏は、「自分からどんどん鐘を鳴らしていくことで、道は開けてくるのです」と綴っている。(『ぶれない』三笠書房)



座談会で御書講義に触れ、教学に興味をもった壮年、求道の心を燃やし、教学部初級試験に挑戦した。試験当日まで、地区部長と一対一の勉強会は計32時間にも、晴れて合格を手にした壮年は、「次は、『実践の教学』に挑戦です」と、学会活動に励む。



偉大な師匠や法に巡りあえたとしても、「求める心」がなければ、何も生じない。御聖訓には「よき師とよき弟子とよき法の三つが合致すれば祈りを成就できる」(御書550頁)と



池田名誉会長は、「私は毎日、胸中の戸田先生と対話しながら前進している」と語る。「師への求道心」がある限り、いつでも、どこでも学び、成長しながら、新しい道を切り開いていくことができる。



        (糀)

2010年(平成22年)
1月29日(金曜日)
【聖教新聞より転載】

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