全国高校サッカー選手権大会。
富山第一高校vs星稜高校の北陸対決。
柳沢vs本田(?)みたいな決勝戦になった。サッカーの勢力図が大きく変わったのではないだろうか?
北陸同士の決勝戦など、本来的には”予測不可能な対戦”に思えた。
しかし、試合は壮絶なもので、想像を絶する過酷な結果になった。
優勝はほぼ星稜の手中にあった。
少しばかりサッカーに興味がある人が見れば、星稜が優勝カップを掲げて歓喜することに疑いの余地がなかった。
しかし意外な要素で”綻び”が生じた。
オヤジにとっては理解しがたいことが起こった。
星稜高校の名将・河崎監督が取った采配。星稜の10番・エースでキャプテンの寺村介選手の交代。
交代した瞬間に”何が起こったのか?”と思った。寺村選手のコンディションは万全ではなかったかもしれないが、”交代を裏付け、妥当性を容認する”理由は見当たらなかった。
交代していなければ勝てたかどうかは、神のみぞ知る。
河崎監督をして「寺村、お前は頑張り過ぎるな!」と言わせたキャプテンを交代させる”大義名分”がどこにあったのだろうか?
コウスケに聞いてみた。そしたら、彼はこう言った。
『結果論。負けたい監督はいない。その時の最善のチョイス。回りが批判する資格はない。でも一番辛いのは、河崎監督。めちゃくちゃ後悔しているにちがいない』
一見、矛盾しているようだが、『言いえて妙』である。
こうして国立競技場最蹴章は感動の内に終幕を迎えた。
本当に素晴らしい闘いだった。
オヤジはこの大会に出場したくて、引退もせずサッカーをしたことを思い出した。
残念ながら、山口県大会決勝で敗れ、夢は散り去った。本気で全国を目指していた。
この中継を見ていたコウスケの目は輝いていた。それは現実を見据えた目に見えた。
彼にとっては『明確な道標』になったに違いない。
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