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ガッツ コウスケ~愛すべきサッカー大好きガッツ小僧の成長記録~
~『イングランド代表(?)』への軌跡~

サッカー論

2013-01-30 23:18:00 | 最近の出来事

ある友人がフェイスブックで、サッカーに関する本について記述していた。
『広島観音サッカー部は、なぜ強くなったのか』に関してのものだった。

そうすると、サッカー論について考えてみたくなった。



『広島観音サッカー部は、なぜ強くなったのか ~知将 畑喜美夫監督の育成システムを大公開~』”ザメディアジョンMJ新書”
キーワードは”考え方”と”意識”ではないだろうか?読み進んでいくにつれ、”目からウロコ”状態であった。
育成のヒントがいっぱい溢れている。



『クライフ哲学ノススメ ~試合の流れを読む14の鉄則~ 』”白夜書房 サッカー小僧新書”も大変興味深かった。
クライフとはもちろん、フライングダッチマンこと、ヨハン・クライフである。
サッカー界、不世出の天才であるクライフの”持論”がいたるところにちりばめられている。
そう、こんな感じだ。
・下手な選手をうまく見せる方法がある
・下手なロングボールは、相手へのプレゼント
・下手なやつからボールを奪え
・相手に最高のDFがいたら、そこに選手を行かせない
・調子のいい選手を、調子の悪い選手にぶつける
・バックパスの減少は、得点の予兆
・FWが1m前に行く駆け引きをしているか?
・試合中にプレーの質が落ちた選手を狙えているか?
 などなど・・・
実に、クライフらしい、天才の発想だ。同時に、彼が本当の”リアリスト”であることも判る。



『スペイン人はなぜ小さいのにサッカーが強いのか ~日本がワールドカップで勝つためのヒント~ 』”ソフトババンク新書”
この本のエッセンスを一言でいうと、”体格差を補う戦術と弱点を補う精神構造”となる。
スペインの中心選手である、シャビやイニエスタ。日本人の中に入っても”小さな選手”。彼らがキラ星のように輝けるのはなぜか?
この本の中では、日本(人)のサッカーにも多く言及している。
・リフティングはうまいが、サッカーが下手な日本人
・スペインにあって日本にないシステム論
最終章では、こう締めくくってある。
サッカーはサッカーをすることで上達する。けだし、名言である。



番外編
『4-2-3-1』~サッカーを戦術から理解する~ ”光文社新書”
マニアックであるが、非常に興味深い内容だった。
”ピッチ上に描かれるデザインの違い”を根底にして描かれている。
布陣の概念を理解するとサッカーを見る観点が変わってくることが、手に取るように判る。


最終的に共通しているのは・・・・・


     サッカー論はある意味、教育論である。


                      

       次には、イビチャ・オシムに関する著書について、つぶやてみたい。


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