コウスケ母です。
オヤジが書いたブログには実は続きがあって・・・・・。
実は5月の診察の時、洸介は主治医の先生にこんなお願いをした。
『先生、7月20日の試合に出たい。』
もちろん聞いてはもらえなかったが洸介は真剣だった。
手術を決めた時、毎回診察の時、『いくら若くても、体力があっても復帰は早まることはない。サッカーしたいって言ってもOKは出さない。』って言われてたのに・・・・・。
MRI の結果も良好だし、半年たったしもしかしたらOKしてくれるんじゃないかと、思ったらしい。
試合はまだかなり残されている。
だけど、どうしてもオレンジのチームとやりたかった。プログレスリーグで、闘って勝ちたかった。
洸介は早まる気持ちを押さえる事が出来なかったようだ。
その日を境に練習に参加も出来るようになったし、少しずつだかボールも蹴れるようになった。対人プレーの許可も出た。
洸介が、闘いたくて仕方がなかったオレンジチームとの試合は負け。と言う結果で終わった。
試合の日バスから降りて来てきた洸介は、『帰ろう』だけだった。
洸介は何を思っていたかわからない。でもいつも試合結果のメールをくれるメールがなかった。
仕事で結果を知りたがっているオヤジにも。私が催促するまで送らなかった。
それが洸介の彼なりの答えだったのかもしれない。