kosukeのきまぐれWORLD

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王監督、長い間ありがとう、そして、おつかれさま!

2008-10-07 21:16:51 | Weblog
私がこのブログで野球ネタを書いたことって、ほとんどなかった気がします。
小学校と予備校・大学時代を福岡で過ごした私にとって、ソフトバンク(ちょっと前までダイエー)ホークスは、ずっと心のよりどころだったという気がします。

そんなホークスにとって、今日は歴史的な日になります。14年間チームを率いてくれた王貞治監督が、今日を最後にユニフォームを脱ぐのです。

今回は、それについての感想を綴らせてもらいます。

なんか、最後の年が、あまりにも情けない成績で、選手に対しては、今年だけでもなんとかならんやったんか!と言いたいところですが・・・。

それはともかく、王さんは、当時まだ弱小チームだったホークスに、そして地方都市である福岡の地に、やってきてくれました。だって、あの、世界のホームラン王、868本のホームランを打った、あの王さんですよ。ナボナはお菓子のホームラン王ですが、王さんはホントのホームラン王ですよ!

王さん効果と言うのはあまり適切ではないかもしれませんが、王さんが監督になってくれてから、ホークスというチームに魅力を感じて入団してきた一流選手がたくさんいました。小久保、松中、井口、城島、杉内、和田・・・そして、王さんの元で育っていった選手たち・・・斉藤和、川崎、柴原、本多、馬原・・・そして、ちょっと前だけど、王ホークスを支えてくれた選手たち・・・篠原、三瀬、藤井(故人)、永井、星野・・・この14年、ホークスファンはホントに幸せだったと思います。

日本一にもなりました。リーグ優勝も何度も経験しました。残念だったのは、プレーオフ制度が導入されてから、リーグ戦を1位通過しながらも、結果的に優勝の記録が残らなかったこと・・・あんな制度はないだろう!と何度思ったことか。

そんなときでも、王さんはいつも冷静に、次こそはファンに喜んでもらえるゲームをしたい、という信念で、チームを率いてきてくれました。

最後の年に、優勝で王さんを胴上げできなかった、今の選手たちには、来年こそ、勇退した翌年こそ、いい成績を出して、王さんへの感謝の気持ちを示してほしい。

思えば、南海ホークスを福岡へ誘致して発足した新生ダイエーホークス。それは私の大学4年生の年。思い出すのは、地元平和台での開幕戦、まだ、福岡にはライオンズファンが多い頃で、1塁側にもかかわらず、何の遠慮もなく西武を応援していた女子学生に、私の近くにいたおっさんが「姉ちゃん、西武応援するなら、3塁側行きな」と言ったシーンだったり、就職活動でOB訪問した後、スーツを着たまま行った、平和台球場だったり。あの頃は、ホント、弱かったけど、ファンは熱かった!大学のテニスサークルでまとまって応援に行ったこともあったっけ。最初はダントツ最下位だったチームが、少しづつ強くなってきて、根本監督のころに土台ができて、そして迎えた王監督。でも、14年もの長きにわたって、福岡という地方の街の球団の監督をつとめてくれた王さんには、元福岡市民(今は愛知県民ですが)として、心からお礼を申し上げたいです。途中、体を壊したこともありました。それでも、ホークスファンのために、立ち上がってくれた王さん。そうそう、不振の時には卵をぶつけられたこともありましたね。博多のファンは気性荒いもんでね・・・。ほんと、そんなことこんなことが、ごっちゃになってるんだけど、でも、王さんが来てくれたから、ホークスは強くなったってことだけは、絶対断言できます。そした、博多のファンは、何度も夢を見させてもらいました。

今後もホークスのフロントとして、チーム強化に尽力いただけるとのこと。今後のご活躍を祈念するとともに、14年間のご苦労に、最大限の感謝を込めて、ありがとう、と言わせてもらいます。

ありがとう、王さん!

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