kosukeのきまぐれWORLD

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公職選挙法に関するご注意

2007-07-11 21:59:56 | Weblog
タイトル名の注意事項がブログの投稿画面に出ました。
たぶん、今日、初めてだったと思いますが・・・。

まあ、趣旨としては、特定の候補者を応援するような記事は書いてはいけないとのことが、ブログ利用上の規約であるとのこと。

言いたいことはありますが、法律に基づくものであると言われれば、とりあえずは仕方ないですね。

過去に書いた記事も削除しなければならないのか、と、自分のブログのブログサービス会社に質問してみたところです。

しかし、世論がコントロールされるというのは、21世紀の今でもあるもんなんですね。しかも、それをコントロールできる力を持っているのは誰?そりゃ、主権は国民にあります。そんなこと、小学生でも知ってます。でも、細かい規則などは、実態としては国民の目の届かないところで、政権を持つ集団によりリードされた役人が作っていて、そういうことは、実は、主権者にはあまり知られていない。ニュースなどで取り上げられるのは、目立つ法案くらいなものですから。でも、実際は、法律の下位規定である、政令、省令、さらには運用通達など、細部に行くほど、国民の目には見えないところで作られているにもかかわらず、実際はその細部規定こそが、実生活に影響するんですね。こういう意味でも、政権を取るということは、その政権を維持しやすいように国民を縛ろうと思えば縛れる、ということと同義なんですね。

ちょっと見方を変えましょう。2ちゃんねるなんかで飛び交ってる、場合によっては個人の尊厳を侵害している可能性のあるような言論であっても、それが政権を保持する集団にとって、即、足もとをおびやかすかというと、そんなことはないでしょう。あの手の掲示板に参加している人は、概ね政治的には危険ではないからです。だから、そういう言論に対する制限は、お茶を濁すくらいで終わりです。

それにひきかえ、政権を保持する集団にとって最も危険な部類の人、それは、社会に対して、まじめに考え、取り組んでいる人たちでしょう。そういう人たちの意見公表の場、それがブログじゃないんでしょうか。
したがって、ブログにおける政治的発言を抑えることは、現政権を維持するための手段と言っていいんじゃないでしょうか。
まあ、それが、現在の日本の表現に関する状況なんですから、今は従いましょう。
でも、こんな状況、できれば変えたいですね。自由な意見が述べられない社会は、ひとつ間違えば、危険な専制政治を生むことにもなりかねません。それって日本海の向こうの”あの国”に近いじゃないですか。

ということで、今日からは、私が契約しているブログサービスの警告に従い、特定の候補者の関する記述はしないことにします。

ただ、ここまで読んでいただいた方、できれば、このブログがブックマークしている、元アイドルの方のブログの7月11日分にある、決意表明を読んでいただければ、幸いです。

最後に一言、まあ、やり方にもよるかもしれませんが、「私はこう思う、だから、この政党、この人を支持する」ということを不特定多数(ただし、その記事に興味を持った不特定多数)に訴える発言が公職選挙法違反で、社員数万人の大企業の中で、組合という組織を通じて選挙の何ヶ月も前(場合によっては何年も前)から、個人名を挙げて投票を依頼(というより指示)することは問題ないっていうのが、いまひとつ、ピンと来ないんですけどねえ。

まあ、しばらくはいつものパターンに戻ります。


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