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アイドル雑記帳 石野真子「春ラ!ラ!ラ!」

2007-03-27 23:16:15 | アイドル


石野真子「春ラ!ラ!ラ!」(1980)

石野真子は、私より4つ年上になる。デビューしたのは私が中学生のときだった。デビュー初期のイメージはあまりないのだが、「ジュリーがライバル」があたりから意識し始めて、この「春ラ!ラ!ラ!」でブレイク、という感じだった。
真子さんにとっても、この曲は最大のヒットになったと思う。女ひとりに元カレと今カレの3人で春の日を楽しみましょう、というテーマを、なんとも軽やかなメロディに乗せて歌っている曲である。現実にそんな関係成立するかよ!と思いながらも、真子さんに歌われると、こういうのもいいかなあ、と思えてしまう、そんな爽やかさがある。
もともと、真子さんはアイドル歌手にしては、歌はしっかりしている子だった。歌を安心して聴いていられる。
作曲は、あの「青春時代」の森田公一。なるほど、キャッチーなメロディは得意とするところか。作詞は伊藤アキラ。CMソングやTVの主題歌などでかなりの実績を持っているようで、日立の「この木なんの木」や、大場久美子主演のコメットさん主題歌「きらきら星あげる」などを手がけているようである。
しかし、よーく聴いてみると、この歌詞は・・・
♪春という字は 三人の日と書きます あなたと私と そして誰の日?
♪あなたが好きになる前にちょっと愛した彼かしら
♪会ってみたいな 久しぶり あなたも話が合うでしょう
♪けんか別れをした人も なぜか今ではなつかしい
♪理由をあなたに話したら お前が悪いと言われそう
という、見事な七五調の歌詞なのであるが、、内容的にはこれって女の願望なんだろうか?少なくとも男はこういうシチュエーションは望まないだろう。それでも、この曲が大ヒットしたのは、真子さんの魅力と、この曲のあまりの爽やかさの賜物であろう。
この「春ラ!ラ!ラ!」から約1年後、真子さんは突然長渕剛と結婚し、引退。しかし、まもなく離婚。再婚するも、また離婚と、私生活では男性に恵まれなかったようだが、長渕との離婚後は芸能生活も再開し、もっぱら女優業で活躍している。
真子さんの魅力は、なんといってもあの明るい笑顔であろう。最近ではあまり見ないくらいの八重歯が、その笑顔をさらにパワーアップする。また、よく笑うところがまた魅力だった。年齢のことを言っては失礼だが、40台半ばとなった今でも、年不相応のかわいさをキープしながら、大人の女の雰囲気も醸し出しており、往年のアイドルファンを楽しませてくれる、稀有な存在である。
石野真子。伝説の現役アイドルである。

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