2018/07/26(木曜日) 晴れ時々曇り
初めて工作したバリキャップ。
静止した状態での機能確認(逆バイアス電圧によってキャパシタンスが変化する様子)は
確認できた。
これを応用すればスイープゼネレータ工作も夢ではない・・・・と早速発振回路を組んでみた。
今までの実験で何度か組み上げたコルピッツ発振回路の同調用コンデンサをバリキャップに
置き換えてみた。
基板は切り張りランド方式で作った。
ベースバイアスを調整して回路電流(ほとんどがICのはず)を2.6mA程度に設定した。
コイルに手を触れると電流が大きく変化する。 発振はしているだろう・・・・・
この回路が発する電波をSDRドングルと簡易スペアナで受信した。
102MHzぐらいで発振している。
バリキャップの電圧を変えると発振周波数も変化する。
しかし、HDSDR画面に表示されるスペクトラムは何だかダラダラっとしている。
電源を切断すると波形は消えるからこの回路からの電波であることは確認できる。
おかしいなぁ・・・ 前に作ったコンバータのときは発振回路はもっとシャキッとしていたけど。
そこで当時のLOC(コルピッツ発振回路)基板を引っ張り出して波形を確認してみた。
当時のコンバータ・LOCの回路はこんなものだった。
基板はこんなもの。 エッチングしてプリント基板にしてある。
この基板が発する電波は力強いみたいだ。 波形も急峻だ。
同調用トリマコンデンサをバリキャップに替えるとこんな波形になる。
バリキャップの使い方が間違っているのかもしれない。
それに発振周波数も102MHzと210MHzで大きく異なっているし、トランジスタも
違っているのでまともな比較はできない。
また明日、実験してみよう。
工作好きであれこれ実験しますが、思うようにはいきません。
どうしてだろう・・・ってつぶやきながら(笑い)
つぶやきながら 階段を上る
夜明けのドアにたどり着いたら~
おぉー、そうですか!!! 上側ダイオードの直流リターンですか! ありがとうございました。
今日も一日かかって初めからやり直しましたが結果は同じようなものでした。
明日は直流リターンを考慮して実験してみます。
バリキャップ工作は初めてのことで、私は逆に2端子のバリキャップは使ったことが
有りません。 このバリキャップは何で3端子なんですかね?
2端子のものだったらうまくいったかも?(そうは簡単にはいかないですよね。(笑い)
手持ちの2端子バリキャップを背中合わせにして試してみました。→周波数がうまく動きません。原因は上側のダイオードの直流リターンが無いのでバイアスがかからず共振回路中にダイオードが入った形になります。ここに1MΩ程度の抵抗器を接続しアースに落とすと🆗‼️です。
2連バリコンの様に使うのでしょうか?
試しに片側だけにしたらうまく働くかも。