2019/10/06(日曜日) 曇りのち晴れ
ベローズの動作点を決めるために強力な引きバネを使ってグっと縮めてみた。
すると、ベローズの角(つの)と押される小片(真鍮の切片)との力の調整ができなくなってしまった。
引きバネの力が強くて固定ネジで位置を決めて調整することができないのだ。
そこで押しネジを使って調整する機構を追加した。
引きバネの規格を超えて引っ張り過ぎているが・・・
強力なバネで回転を押さえているので回転軸がたわんでいる。
こんな状況だからネジを緩めて位置を動かすなんてできないのだ。
調整機構?で微調整ができるようになった。 (おかげで各部のたわみは大きくなるが・・・)
そんな調整の様子を動画でご覧ください。
微調整をした結果、「縦位置」「横位置」でのテストはできなくなってしまった。
ちょっと見にくいけど机の上に「水平」に置いてテストしてみた。
気密ケースの中に口から空気を吹込んで加圧してみた。
指針はかなりスムーズに動く。
だけど加圧をやめて平常気圧に戻しても指針は高圧を示したまま止まっている。
平常位置に戻すには口で空気を吸い出して減圧しないと指針は動かない。
一方減圧状態から平常気圧にした場合は指針は具合よく動いてくれる。
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
やっぱりこんな工作で指針を動かして気圧を測るのは無理だ。
もっとがっちりしたメカと軽量・スムーズな動きのリンク機構でなくては無理だ。
まぁ、気圧の変化でベローズが変形することは確認できた。
今までの実験はおまけとして、気圧の変化(ベローズの変形)を光センサー(もしくはストレンゲージ)で
検出して電気的に気圧を表示するものを作ってみよう。