千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

お盆

お盆も過ぎました・・・

お盆はご先祖様が返ってくるて言うて仏壇に上図のごたぁ

お供えばする家(最近はめったにないかな?)もあります。

西方浄土から四十九日かけてやってくるご先祖様のための乗り物ば

表しとりますね。

胡瓜は馬ば表し、ご先祖様が速く帰ってこられるごと足の速か馬・・

最近は地方によってはもっと早うかえって来られるごと

車のおもちゃば軒先にぶら下げるとこもあるようです。

一方、茄子はご先祖様が帰るとき名残惜しいて言うて足の遅い牛。

これは迎え火、送り火にも言え迎え火は速く帰ってこられるごと

昼間に焚く家もありますね。

一方送り火はこれも名残惜しいて言うてなるべく遅い時間に焚いたりします。

これらは煙でご先祖さんの道案内がするていう意味からです。

(て言うておいしゃんは親からおそえてもらいました(^^♪)

送り火の後の精霊流し、ご先祖さんが四十九日かけて西方浄土に

帰られるけん四十九個の団子(お弁当)ば菰に入れます。

また途中餓鬼に遭遇して取られんごと餓鬼用の御膳も一緒に入れます。

もともとお盆は盂蘭盆会(うらぼんえ)て言うてお釈迦様の弟子が

地獄に落ちた母親ば救ううために供物をささげて供養したて言うとが始まりらしい。

また良くお盆は地獄の窯が開いて魑魅魍魎、妖怪変化が出てくるけん

海で泳いだら足ば掴まれて引っ張り込まれるて言います。

そいけんお盆過ぎたら泳いだらいかんて言いますね。

お盆と正月は地獄の窯番も休みとるけんらしいです(^^♪

おいしゃんが言われよったとはお盆過ぎたらクラゲの出てきて刺されるけん・・

実際そうやばってんがこの時期は潮が引き潮になって波にのまれるってのが

本当の話やそうです。昔の人の言い伝えは意味があるっちゃね~~

けどうちの親父はそげんとこ結構無頓着でお盆明けの16日に良く

海に連れて行ってくれよったし魚釣りにも出かけよりましたね。

昔は初盆のお宅は「西方丸」ば海に流しよりました

今は環境衛生上、流しても海にちょこっとつけるだけで持ち帰りますが

昔は流しっぱなし、そいけん16日に志賀島に泳ぎに行ったら

一杯西方丸の流れついとってそれに乗って遊んだもんでした(^^♪

お盆て言うてもこれは浄土宗系の行事で真宗にはありません。

真宗はご先祖様は常に一緒におられて見守って下さっとるて言う考えやけん。

ばってん最近は実入りの関係か?真宗でもお盆ばするお寺もあるようですね。

盆さんも今や商売ですけん。

お盆に花火するとも風流や無うてもともとは魑魅魍魎の邪気払いやそうで

京都の五山の送り火は有名ですね。

子供の頃はお盆て言うたらもう夏休みも後半で・・・・

夏休みの宿題も尻に火が付く頃、おいしゃんつい夏休みの友は

仕上げたことなかったし読書感想文もあらすじだけ読んで描いたもんでした(^^♪

今、夏休みの友やらあるっちゃろうか?

あれって毎日の天気かかないかんかったでしょうが・・・・

昔は今のごとネットもないし過ぎた日の天気調べるともやおいかんかったですもんね(>_<)

お盆休みも大半入院しとったおいしゃんも今日がお盆休み最終日。

今日まで安静にしとってくださいやったけん大人しゅう料理ば仕込みよります。

今日はYoutubeで見た「よなかそば」さんの「チャーシュー玉子炒飯」に挑戦します(^^♪


ランキングに参加中です。
見るたびにクリックしてつかあさい!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日々の出来事」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事