千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

お酒ば飲んで、テレビ見て
中々パソコンに向かってという暇?の無く
三が日はメールチェックだけで今日やっと
ゆっくりパソコンへ向かっとります。

今年は早くも二日の日が姫初めやったです。
姫初めて知っとう?

あーたがた(○野さんふうに)が考えようとは
「秘め始め」
やろうが・・・

姫初めとは節分等でこわめしば食べる祝膳で
それば普通の食事に戻すとば
「姫初め」
て言いますと。
正月の場合は餅ば食べます。
その他の節句はおこわやら食べましょうが・・
姫飯(ひめいい)とはやわらかいお米のこと
それに対して強飯(こわいい)はおこわやらの食事です。

元日の夜に鍋ばしましたけん
二日の朝に雑炊。

博多では四日の日に「福入雑炊」の習慣のあります。
雑煮やらお供えのお節の残りば全部入れて
餅入りの雑炊です。
数の子やらがコチコチになって
歯ざわりが良うておいしいです。

酒飲んだりお節でくたばった胃には
やさしいお食事です。
昔は数の子やらに目が無かったばってん
最近は、すこ~しあれば充分。
食いすぎると胃の痛ぅなります。

もう少ししたら春の七草です。
七草粥が普通バッテン博多(うちだけ?)では
七草汁です。前の晩から七草ば
まな板の上でとんとんたたく音が響きよりました。
七日の朝は七草の味噌汁です。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ
ホトケノザ、スズナ、スズシロ
これぞ七草
て最近の若い人は知りめぇねぇ~

11日は「鏡開き」
お鏡餅ばぜんざいにしていただきます。
昔は甘い物がご馳走やったけんでしょうが
今はこれはちと胃に応えます。

今はパックに入ったお鏡が全盛の時代。
そのまんま来年までとっとて又使おう
やらいうずぼらがおります。

初めてお鏡がパックになったころ
爺さんがお飾りの扇ば刺されんていうて
キリで穴ばほがして突き刺してそこからカビの生えて
パックの意味のありません。

以前落語のオオギリで
「どうして御餅にカビが生えるんですか?」
に旨く答えなさいていうとがあり
そのときの名回答がたしか彦六師匠やったと思う
「早く喰わねぇからだよ」
道理です。

お鏡は昔ようカビが生えてその部分ば
削っていただきよりました。
正月の残りの丸餅もカビの生えるけんていうて
瓶につける水餅にしとりましたねぇ

今はつきたての餅ば瞬間冷凍して
解凍したらそのまま使える餅やらあって
圧縮ファイルのごと簡単になりました。

二月には節分
お櫛田さんに大きなお福面が登場します。
三月はご存知桃の節句

年間通していろいろありますが江戸幕府が
正式に祝日と定めたとが
人日(じんじつ)1月7日、七草
上巳(じょうし/じょうみ)3月3日、桃の節句、雛祭り
端午(たんご)5月5日、菖蒲の節句
七夕(しちせき/たなばた)7月7日、たなばた、星祭り、竹・笹
重陽(ちょうよう)9月9日、菊の節句
の五節句です。
正月くらいちいたぁ勉強しましょう。

さてさて今年もスタートしました。
正月気分もそろそろ抜かな・・・

おいしゃんな今年も頑張りますバイ

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