古森病院@福岡市博多区 病院管理者のブログ

ベイサイドプレイス近隣にある長期滞在型病院です。投稿記事は管理者の独自見解であり、医療法人の見解ではありません。

知的障害を持つ女性

2023-09-21 23:26:17 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

管理人は、障害福祉サービスの申請のため
知的障害を持つ女性の診察をすることが少なからずありますが
彼女たちが 男性に搾取される場面を聞くことがしばしばあります。
親や施設に守られている人はいいのですが。。

興味深いことに、知的障害を持つ男性を搾取する女性は
あまりいません。
経済力に乏しい知的障害を持つ男性に
興味を持つ「障害のない女性」が少ないからでしょう。

一方で、知的障害を持つ女性には、かなりの割合で男性が近づいてきます。
手に入れやすいから・・ということが理由なのでしょうし、知的障害をもつ女性は
悪意を見抜くことも難しいし、「彼氏」がいることが誇らしく、依存してしまうことも原因でしょうが
まるでサバンナを見ているようです。

彼女たちはその男性のことを 一様に「彼氏」と呼びます。
管理人に言わせれば、その男性は「彼氏」ではありません。
「詐欺師」です。

知的障害を持つ女性には、発達障害が合併していると思われる方も
少なくありませんが、

全般的に知的面が損なわれているわけではないために
(一見話すことはできても、読み書きなどは小学校2年生程度が限界です)
一見、部分的にできることはあるものの、

ある現象についてまったくわかっていないのに
「そうよね」「私もそう思う」と調子を合わせて迎合し

「どういうことか説明してみて」と突っ込むと、笑ってごまかす。

そして・・・
お金の面でも、性的な面でも男性に
(男性とは限らず、女性や親とかきょうだいからもそういう目にあうことはあるでしょうが)
搾取されていることもしばしばあります。

挙句、妊娠しても気づかない。
妊娠のメカニズムがわかっていない。
仮に気づいても、どうしたらいいのかわからない。
頼りになる親がいたら、親が気づいたりしますので
そういう場合は 大事にはなりません。

つながりたい

男性もそうなのかもしれませんが(男性は結局繋がれないことが多いから、
殺人事件に発展するのか)、
女性にはそういう欲求はものすごくあるみたいで
現実社会では難しいから、インターネットの世界で相手を探す。

もっともインターネットの世界は、
現実社会では居場所のない方も多数住み着いておられます。

また、犯罪行為の手先を募集している人、
面と向かっては到底言えないような危険なことを考えている人も少なからずおられます。

そういう危険な人たちを見抜くことは
彼女たちには難しいです。

容易に騙されて、ひどい目にあっても
学習能力が乏しいので、異なるアプローチをされたら、
悪人のポイントがわからないため、また騙される。

会ったこともないのに「愛してる」といわれた後に
「お金」の話をされたら「詐欺」

これもなかなか理解が難しい。

最近、知的障害を持つ人って、私たちが思っている以上に
多いのかな・・と思うようになりました。

そして、そういう人たちが、妊娠して、相談相手がいなければ
出産ののちに子供を殺してしまい、女性だけが逮捕され、執行猶予は
当然のようにつかない。

ニュースを見るたびに心が痛みます。
これが動物で、サバンナなら、同じことになっても自然淘汰ということで
メスが逮捕されたりしないんですけどね。

どうしたらいいんでしょうかね。
いい方法が思いつかないです・・
せめて逃げている男性も共犯にして、立件してほしいです。

https://komori-hp.cloud-line.com/





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

差し入れ再び(介護医療院御中)

2023-09-20 19:43:43 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

昨年夏に引き続きクラスター中の
介護医療院のスタッフに
「なんか差し入れしようか?」と
お尋ねしたら、

「オロナミンCドリンクとのど飴が欲しい」
との事でしたので、オロナミンCドリンクと
高級のど飴を大量に渡しました。





今のところ、クラスターでも
スタッフは何とか皆さんお元気なので、
助かってます。
(介護医療院スタッフのコロナ病欠は2名ですが、
発症時期が異なり、バラバラに休んでいます)
患者さんたちも一人ずつ増えて ついに11名の陽性者が
出てしまいました。明日 更に2名の結果が出る予定です。
幸にして、皆さん快方に向かっています。
ワクチンは6回接種者が殆どです。たまに5回の人、最近
転院してきた方で、今まで打って無い?方もおられますが。

これで元気出して 頑張りましょう。
ご家族様にはご心配をおかけし、申し訳ありません。
もっとも、今回クラスターは面会解禁が理由ですから、
ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

(追記)
10月9日付で解除になりました。
みなさん、お疲れ様でした♪

ビール、缶チューハイ(レモン缶チューハイは
アルコール依存を誘発するため、却下しました。
噂によると、ストロングというネーミングも
良くないとか。自信が無くて、酒に走る依存症が
少なくない中、ストロングと書いてあると、強くなれそうな
気がして つい手を伸ばすらしい)、ジュースで
慰労したのは、言うまでもありません。。

https://komori-hp.cloud-line.com/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護医療院でコロナ感染の患者様が複数発生しました。

2023-09-12 22:06:23 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

当院で先週末に咽頭痛を伴う発熱した患者様がおられ
月曜日にコロナPCRを提出いたしましたところ、やはり陽性でした。
朝の4時過ぎに電話が鳴ったので 話をする前から陽性だとわかりました。笑。
陰性だったら そんな時間に電話しないでしょう。

介護医療院は2周目の面会を断念し、また鎖国状態に入ります。
患者様は全員 お元気です。

職員の皆さんからの度重なる申し出をことごとく却下して 
5類になってからも N95マスクを着けて勤務していただいているおかげと
患者様ご家族様と事務の方々にご協力いただいて、ワクチン接種を
着々と行っているためか、患者様は軽症で
職員も今の時点では、全員感染していないようです。

なんとかこのまま終息しますように。

https://komori-hp.cloud-line.com/

追記 とか言っていたら 一人職員から発熱者がでたので
検査を提出しました。。苦笑。

追記

古森病院の方はいまのところ、職員の外部感染が1名いるにすぎませんが、
こもり介護医療院の方は、患者様の感染は拡大の一途をたどっており、
現時点で8名の陽性者が出ています。休日にて火曜日にまた何名か
検査を提出する方がおられます。
職員は院内か院外かは不明ですが 前述の方が1名感染しているのに留まっています。
N95マスク様様ですね。

ワクチンとの関連は不明ですが、軽症者ばかりで
みなさんお元気です。
100歳の方もおられますが、きちきちワクチンを打っているためか
はたまた生命力がお強いのか、今の時点ではみなさんお元気で
安堵しています。

そうこうしているうちに インフルエンザワクチンと
中身が大幅変更のコロナ7回目のワクチンの接種が迫っております。
同時うちになりますかね。。ご家族の皆様は、接種券のご提出にご協力お願いします。

https://komori-hp.cloud-line.com/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肥満減量薬の闇・・

2023-09-08 09:14:48 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

高度肥満の方々。
具体的には、BMIという (体重Kg)÷(身長m)² の数字が
35を超える方々で、身長にもよりますが、100㎏を超える人が多いですね。

糖尿病を合併していれば、GLP-1受容体作動薬だったり
SGLT2阻害薬といった糖尿病の治療薬を併用して
多少なりとも減量することができますが

高度肥満であっても、糖尿病を合併していない、単純性肥満(疾患という概念は今のところありません)
の方々の減量は、なかなか難しい状態でした。

そこで単純性肥満の方には 保険に通ってはいないものの 上記の糖尿病の治療薬を
自費(闇)で使用することで 減量がおこなわれています。 

上記の糖尿病の治療薬は低血糖にはなりにくいとは言われていますが
もともとは血糖降下薬ですから、糖尿病ではない人については
低血糖について、注意喚起を強めに行わなければなりません。
 
いつかは不明ですが、近い将来 高度肥満(ただし、高血圧か脂質異常は必要)の
方に対しては、自費(闇)で行われていた糖尿病治療薬を
保険(表)で使用することが出来るようになる予定です。

***************************************************************************
ウゴービ
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/202304/579270.html

【新薬】セマグルチド(ウゴービ)
抗肥満薬として承認されたGLP-1受容体作動薬
2023/04/14
北村 正樹=医薬情報アドバイザー
医薬品
肥満症治療薬
GLP-1受容体作動薬
印刷



 2023年3月27日、肥満症治療薬のセマグルチド(遺伝子組換え)(商品名ウゴービ皮下注0.25mgSD、同皮下注0.5mgSD、同皮下注1.0mgSD、同皮下注1.7mgSD、同皮下注2.4mgSD)の製造販売が承認された。適応は「肥満症(ただし、高血圧、脂質異常症または2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない次の①②に該当する場合に限る。①BMI≧27kg/m2であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する、②BMI≧35kg/m2)」、用法用量は「成人に週1回0.25mgから投与開始し、4週間の間隔で週1回0.5mg、1.0mg、1.7mg、2.4mgの順に増量し、以降は週1回2.4mgを皮下注する。なお、患者の状態に応じて適宜減量する」となっている。

 肥満は、脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態であり、肥満度を表す体格指数(BMI)で、日本では25kg/m2以上、世界保健機関(WHO)では30kg/m2以上を肥満と定義している。そして、肥満があり、肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併が予測され、医学的に減量を必要とする病態を「肥満症」としている。

 肥満症の治療には、食事療法、運動療法および行動療法からなる生活習慣の改善で減量を図るのが基本だが、効果不十分または合併症の改善が認められない場合には、外科療法や薬物療法が行われている。このうち、薬物療法では、1992年から使用されている食欲抑制薬のマジンドール(サノレックス)が使用されているが、BMI≧35kg/ m2の患者のみの使用であること、さらに薬理学的特性として覚醒剤のアンフェタミン類と類似していることから、禁忌となる患者が多く、さらに副作用(依存性など)の問題から、治療選択肢が限られていた。

 セマグルチドは、小腸のL細胞から分泌されるインクレチンホルモンであり、血糖降下作用のほか、中枢における摂食抑制作用を有するグルカゴン様ペプチド(GLP)-1と94%のアミノ酸配列の相同性を有するヒトGLP-1アナログであり、GLP-1受容体を介して脳の食欲調節機構に対して作用することなどにより、肥満症患者に対する体重減少効果を発揮するGLP-1受容体作動薬である。また、アルブミンと結合して代謝による分解の遅延および腎クリアランスの低下を示すと考えられており、さらに、アミノ酸置換によりジぺプチジルペプチターゼ(DPP)-4による分解に対して抵抗性を示すことで作用が持続する。なお、ウゴービと同一成分の薬剤には、週1回投与の注射製剤(オゼンピック)および1日1回投与の経口製剤(リベルサス)が既に「2型糖尿病」の効能・効果で使用されている。また、ウゴービは、固定注射針付きシリンジを注入器にセットした単回使用のコンビネーション製品となっている。

 日本人を含む肥満症患者を対象とした国際共同第III相試験(東アジア第III相試験)および2つの国際共同第III相試験の68週間の臨床成績から、同薬の有効性および安全性が確認された。海外では、23年3月時点、米国、デンマーク、ノルウェーで発売されている。

 副作用として、主なものは食欲減退、頭痛、悪心、下痢、嘔吐、便秘、消化不良、おくび、腹痛、腹部膨満(各5%以上)などであり、重大なものは急性膵炎(0.1%)が報告されており、低血糖、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸の可能性があるので十分注意する必要がある。

 薬剤使用に際して、下記の事項についても留意しておかなければならない。

●患者の選択では、あらかじめ肥満症治療の基本である食事療法・運動療法を行っても、十分な効果が得られない場合で、食事療法・運動療法を継続しながら薬物治療の対象として適切と判断された患者のみを対象とすること。肥満に関連する健康障害は、臨床試験に組み入れられた患者背景を参考に判断すること(添付文書「臨床成績」の項を参照)

●週1回投与する薬剤であり、同一曜日に投与させること。また、胃腸障害等の発現により忍容性が得られない場合は減量または漸増の延期を検討すること

●投与を忘れた場合は、次回投与までの期間が2日間(48時間)以上であれば、気づいた時点で直ちに投与し、その後はあらかじめ定めた曜日に投与すること。また、次回投与までの期間が2日間(48時間)未満であれば投与せず、次のあらかじめ定めた曜日に投与すること。なお、週1回投与の定めた曜日を変更する必要がある場合は、前回投与から少なくとも3日間(72 時間)以上間隔を空けること

●医薬品リスク管理計画書(RMP)では、重要な潜在的リスクとして「甲状腺髄様癌(甲状腺C細胞腫瘍)」「急性膵炎」「膵癌」「腸閉塞」「インスリン中止に伴う糖尿病ケトアシドーシスを含む高血糖」「糖尿病網膜症関連事象」「急性胆道系疾患」「胚・胎児毒性」が挙げられている

****************************************************************************


しかし。。

世の中には摂食障害(拒食症)と言って、
痩せることに非常に関心を持っている方がおられます。

摂食障害
https://www.pref.kyoto.jp/health/health/health05_c.html

女性に多いのですが、成人であっても体重が30Kgを割るくらいの
体型を目標にしており、病院に繋がるときは大抵無月経になっています。
管理人はBMI18(42Kgでした)くらいの時に、拒食症(BMI14くらい 当然20Kg台です)の患者さんに
「先生って細いね!!」と言われ、面食らったことがあります・・

そういう方に 上述の肥満減量薬を 気軽?に出す医師が存在するようです。

拒食行為は、ある種の自傷行為(オーバードーズとかリストカットみたいなもの)と
管理人は理解していますが

そういうことに加担する医師って・・・・・

自殺ほう助類似の行為をしている意識があるのか?
まったく 何も考えていないのか?

医学部でいったい何を習ってきたのだろう・・・

と思う今日この頃です。

https://komori-hp.cloud-line.com/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知らなかった・・

2023-09-01 09:15:20 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

先日、偶然 このような記事をみて驚きました。







当院には大変優秀な技師さんがおられますので、募集は現時点でかけていません。
お問い合わせ有難うございます。

当院は、誠実に勤務してくださる方に対して 
法定「以上」の休日など全ての要望には応えられなくても(2年ほど前 人が多かったときは法定以上の休日を与えていました。)
できることは全力で(少なくとも気持ち的には)お応えしたいと思っています。
給与は急性期病院と比べても悪くありません。ハローワークの求人票が正確ですので、ご参照ください。

少子高齢化による人手不足の中、どこも大変でしょうけど
応募者の皆様とスタッフの皆様、引き続きよろしくお願いいたします。

https://komori-hp.cloud-line.com/

追記

参考までに申し上げますと、今までの技師さんは 皆さん直接応募あるいは、ハローワーク経由での採用です。
紹介会社経由での応募では皆さまは手数料は無料かもしれませんが、医療機関側はかなりの額を負担しなければなりません。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする