古森病院@福岡市博多区です。
来週月曜日から、新型コロナウイルス感染症は
感染症法上、「5類感染症」となり、幅広い医療機関で「対応できるようになる」そうです。
管理人は この「幅広い医療機関で対応できるようになる」という意味が
よくわかりません。
そもそも「対応できる」というのは
今までは「発熱外来をしま~す!」と自治体に表明した
医療機関に対し、コロナ検査代や治療費用などを公費で負担する というだけの話であり、
「対応できる」=公費で診療する医療機関であったのが、
今後は 5類感染症になる以上 公費負担は(一部例外を除き)なくなります。
したがって、患者さんが保険診療上の自己負担分を
ほかの疾患と同様に医療機関に支払うことになりますから、
医療機関が 自治体に対し「発熱外来をしま~す!」と手を上げようが 上げまいが
公費による診療は(一部例外を除き)できなくなるので、(みんな1~3割負担だしね)
幅広い医療機関で「対応できるようになる」(なんか日本語間違ってるように思います)というだけの話です。
そして「対応できない」医療機関とは
・一人医師体制の医療機関で、院長が高齢すぎるとか、基礎疾患持ちで、自分がかかるとやばい。
・ビル内開業クリニックなどで、コロナ患者さんをほかの患者さんと分離して 診察することが
物理的に難しい(他の(医療とは関係ない)テナントとの関係もある)。
・そもそもその医療機関の診療科が、コロナというか感染症診療と関係ない。
(皮膚科とか、精神科とか、眼科とか、整形外科とか、健診クリニックとか)
(・発熱外来を行うには、いろいろ決まりがあるし、感染対策等
患者さんの対応自体がおっくうという理由で、
発熱患者を一切診療しない内科医療機関もあるでしょう。さすがに もともと
発熱患者が大半の小児科では 発熱患者を一切診ないというのは難しいでしょうけど・・)
そういう理由のところが、いまから「対応できる」医療機関になるんでしょうかね。
はなはだ疑問です。
しかも「幅広く対応できるようになる」のなら
患者さんの動線分離とか、お着がえしたりとか、職員の出勤停止とかしなくていいのかな・・とおもいきや
「医療機関ですから、「管理者の判断で」適切にやってくださいね」(by 行政)
「・・・・・・・・・・・・・・」(管理人)
来週から5類になるせいか、行政からは責任逃れの現実離れした通知文ばかり
やたら送られてきます。
通知を起案している人って、本気で「できる」と思って書いてるのかな。
相変わらずいろいろ条件つけて、点数は減るし
「どこでも診れる」わけがないんじゃない?
だいたい ありえないようなコロナ点数をつけても
3年間診てくれなかった医療機関が 点数もつかなくなるのに
いまさら診るとも思えませんが・・
しかも・・今月からワクチン接種・・
噂によると、秋にも行うそうです。
自分でいうのもなんですが、当院は「とっても」まじめな医療機関ですから
ワクチンを廃棄したことは 今まで2回しかありません。それも当日やむを得ない理由による
ドタキャン、そして、どうにも打たれる人がみつからなかったことによるものです。
(昨年 初めて1回目のオミクロン以前のコロナワクチンを打った人たちは 行政命令で
残り5名分を捨てさせられましたが その件は除きます)。
世間は「コロナって何だっけ?」「まだ言ってんの?」という感じかもしれませんが
医療機関はまだまだ戦いが続くようです。
https://komori-hp.cloud-line.com/
来週月曜日から、新型コロナウイルス感染症は
感染症法上、「5類感染症」となり、幅広い医療機関で「対応できるようになる」そうです。
管理人は この「幅広い医療機関で対応できるようになる」という意味が
よくわかりません。
そもそも「対応できる」というのは
今までは「発熱外来をしま~す!」と自治体に表明した
医療機関に対し、コロナ検査代や治療費用などを公費で負担する というだけの話であり、
「対応できる」=公費で診療する医療機関であったのが、
今後は 5類感染症になる以上 公費負担は(一部例外を除き)なくなります。
したがって、患者さんが保険診療上の自己負担分を
ほかの疾患と同様に医療機関に支払うことになりますから、
医療機関が 自治体に対し「発熱外来をしま~す!」と手を上げようが 上げまいが
公費による診療は(一部例外を除き)できなくなるので、(みんな1~3割負担だしね)
幅広い医療機関で「対応できるようになる」(なんか日本語間違ってるように思います)というだけの話です。
そして「対応できない」医療機関とは
・一人医師体制の医療機関で、院長が高齢すぎるとか、基礎疾患持ちで、自分がかかるとやばい。
・ビル内開業クリニックなどで、コロナ患者さんをほかの患者さんと分離して 診察することが
物理的に難しい(他の(医療とは関係ない)テナントとの関係もある)。
・そもそもその医療機関の診療科が、コロナというか感染症診療と関係ない。
(皮膚科とか、精神科とか、眼科とか、整形外科とか、健診クリニックとか)
(・発熱外来を行うには、いろいろ決まりがあるし、感染対策等
患者さんの対応自体がおっくうという理由で、
発熱患者を一切診療しない内科医療機関もあるでしょう。さすがに もともと
発熱患者が大半の小児科では 発熱患者を一切診ないというのは難しいでしょうけど・・)
そういう理由のところが、いまから「対応できる」医療機関になるんでしょうかね。
はなはだ疑問です。
しかも「幅広く対応できるようになる」のなら
患者さんの動線分離とか、お着がえしたりとか、職員の出勤停止とかしなくていいのかな・・とおもいきや
「医療機関ですから、「管理者の判断で」適切にやってくださいね」(by 行政)
「・・・・・・・・・・・・・・」(管理人)
来週から5類になるせいか、行政からは責任逃れの現実離れした通知文ばかり
やたら送られてきます。
通知を起案している人って、本気で「できる」と思って書いてるのかな。
相変わらずいろいろ条件つけて、点数は減るし
「どこでも診れる」わけがないんじゃない?
だいたい ありえないようなコロナ点数をつけても
3年間診てくれなかった医療機関が 点数もつかなくなるのに
いまさら診るとも思えませんが・・
しかも・・今月からワクチン接種・・
噂によると、秋にも行うそうです。
自分でいうのもなんですが、当院は「とっても」まじめな医療機関ですから
ワクチンを廃棄したことは 今まで2回しかありません。それも当日やむを得ない理由による
ドタキャン、そして、どうにも打たれる人がみつからなかったことによるものです。
(昨年 初めて1回目のオミクロン以前のコロナワクチンを打った人たちは 行政命令で
残り5名分を捨てさせられましたが その件は除きます)。
世間は「コロナって何だっけ?」「まだ言ってんの?」という感じかもしれませんが
医療機関はまだまだ戦いが続くようです。
https://komori-hp.cloud-line.com/