ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

カウンセリング終了

2012-11-17 | ほとほと日記
今日は六週間ぶりに心療内科に行きカウンセリングと診察を受けてきた。

八月以降調子が改善されて来るにつれ、カウンセリングで特に言うことがなくなってきていた。
と言って自分から「そろそろ終わりに…」と切り出すのも失礼な気がする。内心で少し困り始めていたのだ。

今日も淡々と、どきどきお互いに言葉に詰まりながら、カウンセリングが続いた。
するとカウンセラーが、フトというように「実は私、来年の一月でこちらを辞めて大学病院に行くことになったんです」と、言った。
私はエッと思った。カウンセラーは続けた。
「クライアントの方には申し訳ないとも思ってるんですが…」
そして私に関しては、私の主治医とも話して、このところの安定ぶりからカウンセリングはここで終了で良いのではないかと言うことになった、という。

私は驚くと共に、何だか不思議な気持ちになった。
自分がそろそろお終いに…と考え悩んでいたところ、先方から終了を告げられたのだから。

去年の12月から始めたカウンセリングだが、私の意識や行動にすごく影響を与えた…というわけでは正直なかったと思う。

だが、特に三月半ばの救急搬送からしばらく、不安を吐き出すことの出来る貴重な空間と時間を提供してくれた。
そこがなければ、私は気持ちを立て直すのにもっと苦しんだのは間違いない。

それだけでも本当にありがたいことだと思う。

というわけで、私の心理カウンセリングは、今日をもって無事終了となった。