ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

転ぶ

2019-11-30 | 家族
今日は仕事はお休みでした。


昨日の夜8時半近く、姉から電話がありました。

姉は私がまだ職場にいるのに驚いていましたが、私は姉の言葉に驚きました。

母が道で転んだというのです。

姉によると、母は整形外科医でリハビリをしようとシルバーカーを押して道路を歩いていたら、車輪がちょっとした凹みに入ってバランスを崩して転んだ…とのことでした。

身体はシルバーカーのバッグの上に乗っかり大丈夫でしたが、顔面を路上にぶつけた…とのことです。


母は8月に自宅で立ち上がろうとして左足の甲を捻って亀裂骨折をしています。

それがようやく治って来たのに…と、私はギョッとしました。

幸い足は大丈夫で、顔面も本人は「額が痛むけれど大したことない」と言っている…と言うのですが、高齢者が転倒して頭部を路上に打ち付けるのは非常に危険です。

「明日、必ず医者に行くよう言わなきゃダメだよ」
私は姉に言いました。


老人ホームに入居するきっかけで非常に多いのが転倒です。

高齢者は転倒をすると大腿部骨折や腰や背中を圧迫骨折する確率がとても高く、安静にしているうちに心身を衰えさせてしまうのです。

そして転倒は繰り返します。

単に筋肉や骨の老化だけでなく、視聴覚も衰えますし、脳神経に問題が起きてバランスを取れなくなっている場合もしばしばあるからです。

姉から電話を受けたとき、私は一人事務所で懸案を抱えていたのですが、更に暗雲が頭に垂れ込みました。


今朝、母に連絡をしました。

存外元気な声で「これから医者に行くところだ」と、言いました。

昨日打ち付けたところが腫れて、目の周囲がお岩さんみたいになっている…と言います。

母は、自分を元気づけ、息子を心配させないために敢えて頑張って大声を出しているようでした。

高齢者が転倒して顔面を赤紫色に腫らすことは良くあることです。

見た目は凄惨ですが、予後はそんなに悪くありません。

とにかく怖いのは骨折と、時間を置いて症状が現れる硬膜下血腫です。

「お医者さんで調べてもらうんだよ。転びやすくなっているんだから、ゆっくり歩くんだよ」

私は強く言いました。


母も88歳。

避けて通れない段階に差し掛かっていますが、何とか無事に過ごして欲しいと思います。


寒い

2019-11-29 | ほとほと日記
今日は3連勤の3日目です。

とはいえ公休の火曜日も出勤したので、実際は5連勤です。

ようやく…という感じです。


今朝は特に寒い。

買ったばかりの保温タイツや長袖シャツを着て、背中にカイロを2枚貼って出勤します。

俗に飢え寒さをしのぐ…と言うように、寒い環境で暖を取るのは、人間性らしい生活の象徴です。

でもそれには住居と衣料の保証が前提となります。

果たして私の老後はそれが保てるのだろうか?

今朝のように寒いとそれが気になります。


ともかく、今日一日。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。


言われるがまま

2019-11-28 | ほとほと日記
今日は3連勤の2日目です。


今朝もスマホでブログを書こうと思ったら、「今までのアプリは昨日で終了したので、新しいアプリをインストールして下さい」と言われました。

焦りながら何とかインストールしましたが、レイアウトが慣れてないせいか、読みづらいし書きづらくて仕方がありません。

何が何だか分からない…という感じです。

でもただ焦って、言われるがままgooブログ様の指示通りにしています。

こういう私は、15年後は振り込め詐欺の良いカモでしょうか。

いや、金がないからカモにもならないでしょうが…。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。




要再検査

2019-11-27 | ほとほと日記
今日から3日間仕事です。


11月に職場で受けた健康診断の結果をもらいました。

心電図異常があり、要再検査…という判定がありました。

同じ判定は一昨年にもあり、近くのクリニックで心電図検査を受けて問題ありませんでした。

ただ医師は、「ふつうの心電図検査は一時的な状態が分かるだけなので、本当に知るには24時間検査をやらなければならない」と言いました。


職場にいるときはいつもドキドキしているし、たまに胸苦しさを感じたりします。

心電図検査で異常が出るくらいは当然だろうな…と、内心では感じます。

ただ、これから本格的な老いに向かうにあたり、心臓の器質に問題があったらとてもツラいことになります。

自分を安心させるためにも、本格的な検査の相談をクリニックの医師としよう…と思います。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

精算方法

2019-11-26 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでしたが、どうしてもやらなければならない件があり、昼から2時間ほど出勤しました。


帰り、ユニクロに寄ってステテコとタイツを買いました。

自転車通勤は寒いので、防寒対策です。

そのお店は旗艦店に分類される大きな店舗で、買い物をすると横に10人くらいの店員さんが並べる巨大なカウンターで精算していました。

ところが、今日精算しようとすると、カウンターがない。

代わりに、たくさんの精算機が並んでいます。

私が戸惑いながら近づくと、女性の店員さんが私のステテコとタイツを手に取り、何かをすると一瞬で合計額が表示されました。

精算機の画像に何種類かの精算方法が出ましたが、私は恐る恐る「現金」を押して、お金を入れました。

でも、私以外のお客は皆「ピッ」とか音を立てただけで精算を済ませています。

私は自分が時代遅れの人間と見られているように感じ、素早く店を出て自転車で家路に着きました。


いずれ日本も現金決済をするのが恥ずかしい時代が来るのでしょうか?

パスモのように事前に課金したカードで払うならともかく、クレジットカードなどで日々の買い物をするのは何となく怖く感じます。

私は小まめに少額を銀行口座から下ろし、財布の中の少ない現金でやりくりする感覚が好きなのです。

歳を取ってから、自分が慣れた生活手段を変えなければならないのは苦痛だなあ…と感じます。