ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

泣き言の由縁

2018-07-31 | 独居中高年
今日は4連勤の3日目です。


暑かった7月も今日で終わり。

それにしても本当に暑い7月でした。

今日は東京は33度、明日あさっては35度という予報が出ています。

独り暮らしの高齢者はまさに死と隣り合わせの気候だなあ…と思います。

私もほんの数年後には似たような立場になるのですから、とても不安です。


このブログでは愚痴と不安ばかり書いています。

いい歳をした男の泣き言が多くの共感を呼ばないのは承知しています。

ただ、今さら自分を偽っても仕方がないし、そもそもそれでは生きていけないでしょう。

日本はこれから独居高齢者が増える一方ですから、不安や心配事は出来るだけ早めに伝えてアドバイスをもらう方が良いと思います。


暑い中、今日一日。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。


腰痛

2018-07-30 | ほとほと日記
今日は4連勤の2日目です。


数日前から腰痛に悩まされています。

動くと腰の右側に鈍痛があります。

何がきっかけなのかは思い浮かびません。

ただ、日ごとに痛みが広がっています。


家にあったシップを貼ってしのいでいますが、不安です。

次の休みに医者に行こうとも考えますが、今、4科目定期通院していて、それが更に増えるかと思うと、家計的にも心理的にもツラいものがあります。

60年近く生きてきたのだから、身体に少しずつガタが来るのは当然でしょう。

それでもやはり、不安で物哀しい。

こういうとき、老いを分かち合える伴侶がいるかどうかは決定的だなあ…と思います。

でもそれは甲斐性の問題なので、仕方ありません。


とにかく、忙しい月末月初を乗り切らなければなりません。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

不安夢

2018-07-29 | ほとほと日記
今日から4日間仕事です。


久しぶりに怖い夢を見ました。

何かに襲われるような悪夢ではありませんが、自分がまともに仕事に就いておらず、住む家もなく、途方に暮れてさまよっているような夢。

目が覚めても不安は消えず、しばらく悲しい気持ちでくよくよとしていました。

5月くらいまではこういう夢はしばしば見ていましたが、ここしばらくは安定していたのですが。


明後日で仕事上のペアの生活相談員さんが異動になり、来月はかなり業務が増えることが予想されます。

その不安が反映したのかな…と思いますが、分かりません。


私は常に不安の中で生き、老い、死んで行くのでしょうか。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

生産性

2018-07-28 | 独居中高年
今日も仕事はお休みです。


もともと一家で父の墓参りに行く予定でしたが、台風が接近する…というニュースに取り止めしました。

今は午後7時過ぎですが、風雨が強まっており、止めて正解でした。


自民党の国会議員が「子供を作らないLGBTは生産性がないのだから支援は必要ない」という主旨の発言をしたとかで話題になっています。

あまりに突っ込みどころの多い暴言なのでもちろん批判の的になりましたが、発言した議員に対する批判は思いの外広まっていかないな…と感じます。

その議員に関しては今は置きます。


実際問題として、中年過ぎて子供がいる人といない人では、明らかに世間の見る目は違います。

子供がいないと、「大人としての役割を果たしていない」と軽く見られるように思います。

それでも結婚しているとまだ「何かの事情があるのだろう」と考えてもらえるけれど、結婚もしていないと、人間的な欠陥があるのかな…と疑われます。

ずっと未婚でも、社会的な地位が高かったり収入が多ければ、「えり好みが強いのかな?」とは思われますが、「まあ頑張って働いてたくさん税金を納めているのだから」という評価が加わるので、厳しい視線は多少は和らぐようです。

何しろお金があるのは強いですからね。

つらいのは未婚で、もちろん子供もなく、しかもまともな収入もない場合。

よほどの善人感を他者に抱かせる人でない限り、「触れてはいけない存在」扱いを受けることになります。


件の暴言議員のような人物は、もちろん政治家に相応しくないと思います。

厄介なのは、望んだ訳でもなく漫然と独り身で生き、大した稼ぎもない私に取って、「生産性がない」という杜撰な暴言がけっこう心に沁みる…ということです。

それはその議員や所属政党を非難したところで、決して本来的な解決にはならない問題です。

眼科受診

2018-07-27 | ほとほと日記
今日と明日は仕事はお休みです。


今日は目薬が無くなったので、約4か月振りに眼科に行きました。

いつも診察の前に眼圧と視力を測ります。

私は生来左眼の視力が弱く、0.1ありません。

右目は健常値なのですが、このところ視力が少し低下したような気がして不安がありました。

測定すると1.2あり、内心ホッとしました。


主治医は、私と同じくらいの年齢の男性です。

いつも「右目だけで見ているから疲れるでしょう」とねぎらいの言葉を掛けてくれる、とても良い先生です。

今日は、「遠近感もないし」とも言われました。

(そうか、自分は立体というものを本当に見たことはないんだな)

(多くの人と違う世界を見て生きてきたんだな)

と、改めて思いました。

0.1弱でも、光の濃淡や色彩はありますから、片目で見るのとは多少は違うでしょうが、私はいわゆる「3D映画」を見ても画面がぼやけるだけで飛び出しては来ないので、やはり立体を知らずに生きてきたのでしょう。


それは自分のいくつかある根源的欠落感のひとつです。

でも、人間はある機能が欠けると、生存のために別機能が発達して補償しようとするものです。

私もそうして生きてきたに違いない…と思うようにしています。