ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

年の最後に

2012-12-31 | ほとほと日記
もうすぐ今年も終わる。

私にとっては、「色々あった年」 という月並みな表現では収まらない一年だった。

改めて、三月に起こしたのは大変なことだったと感じている。

私はICUに四日間入っていたのだ。

それを思えば、今がいくら苦しいと言っても、何とか働けていること自体、本当に感謝しなければならないのだろう。

今は、何て愚かなことをしたんだろう…という気持ちと、また同じようなことをしてしまうのでは…という不安とにかられている。

最後くらいもっと明るいことを書きたいけれど、それが自分の精一杯の現実だ。

とにかく、自分を応援してくれる人のためにも、何とか一日ずつ乗りきっていきたい。


打ち明けあう

2012-12-31 | 分かち合い
昨夜、友人二人と忘年会をした。

私を含め三人とも独身の中年男性だが、気が合い、定期的に集まって食事をしている。

昨日はお互いの寂しさ辛さを隠すことなく打ち明けあった。
中年独身男が集まってそんな話をするなんて…と言う人もいるかも知れない。
だが、中年独身男だからこそ、こうした魂の分かち合いが必要なのだ。
こういう機会でもなければ、本当に心が追い詰められてしまうだろう。

友人との定期的な分かち合い、母と姉の月に一度の訪問、心療内科の毎月の受診。

これらが私の「生」を辛うじて支えてくれる、とても重要なものだ。

依存的過ぎるという批判は甘んじて受けよう。

私が生きるためには他者から認められることが必要なのだから。



忘年会

2012-12-30 | 分かち合い
今夜、かなり時期の押し迫った忘年会がある。

友人たちが企画してくれた。

仕事だが、何とか参加したい。



この一ヶ月ほど、ずっと苦しく、悲しい。

特に朝は、「あの朝」を思い起こすような気分になることも多い。



8月、9月頃のこのブログを読み返すと、今では考えられないほど前向きの言葉が並んでいる。

ああいう感覚に、また戻れるだろうか?

もう二度と復活出来ないのでは…という強い不安と予感があるが…。



自分が今年何とか生きてこれたのは、家族、友人、職場で支えてくれている人たちのおかげだ。

その意味でも、何とか明るい表情で参加したい。


目まぐるしい一日

2012-12-29 | ほとほと日記
今日は目まぐるしい一日だった。

未明にお一人亡くなられた。

昨日まで独力で歩き、良く喋っていた方だった。

90歳を過ぎていたとは言え、あまりに突然のことであった。

今年はこういうことがもう何件もある。

私はどうしても慣れることが出来ない。

当たり前のことだと思うが、ある程度平気にならないとこの仕事を続けていくのは難しい。


今年の仕事はあと一日だ。





今日一日

2012-12-27 | ほとほと日記
今日も一日乗り切れた。

職場に来ると、予期していたような事態は起きなかった。

このところずっとそうなのだが。

職場の人間関係は一時に比べてずっと良い。

もっと自信を持って良いはずだが…。

慢性的な緊張感が続き、神経が勝手に反応する感じだ。

そのベースにあるのが「自分は生まれつき劣った存在だ」ということに関する確信だ。

それは様々な傍証と共にあるので、簡単にクリアできそうにない。



とにかく、一日ずつしのいでいくしかない。