グローバル柔道

毎晩オリンピックの柔道を観ている。
ふだんは日本でも柔道の試合がテレビで放送されることはめったにないけれど、オリンピックだと大会の前半に７日連続行われる数少ないメダル有望競技だから、キラーコンテンツになる。
それにしても今の柔道は一本を狙うというより、相手から指導を引き出す採点競技なのだなァ…と痛感する。
柔道やレスリングのような組技系スポーツは世界中にあるから、普及すればするほど,その国民の得意な形の「ＪＵＤＯ」になる。それを放っておくとオリンピックみたいに世界中の注目を集める場では大変なことになるから、いろいろ細かい規定が出来るし、その規定が良く変わる。
日本の柔道関係者は本家意識が強いからそういうグローバル化に内心イラついているのでは？と感じたりする。

まあ、そんなことを言っても、毎晩手に汗握って日本選手を応援してるのですが。

異動

私の上司が異動することになった。

知らされたのは一週間前だ。

失礼な言い方になるが、本当に気持ちも体も楽になった。

もちろん、仕事でミスをしたら怒られるのが当たり前で、私の弱さが何よりいけないのである。

でも、「生き延びた…」というのが実感だ。

身近で、自分に影響力を強く持つ人が、自分に否定的であることの、何と苦しいことか…。




この数ヶ月の自分を省みて、親による虐待の後遺症に苦しむ人や、いじめで死を選ぶ子供たちのことを、ふと思った。

安定してきたのかな…

ここのところ毎日「暑い」と「オリンピック」しかブログに書いていない気がする。

もともと仕事の日は朝７時から夜７時過ぎまで職場に居て、家では食べるかテレビを見てるかだけだし。

休日も医者に行って、スポーツクラブに行って、あとは食べて寝転んでテレビを見ている…。

ま、それは「生活が安定してきた」と言えなくもないので、良いことなのかな。

さ、今日も仕事が終わった。

家に帰ってオリンピックを観よう。

オリンピック 日和

今日は休みだったが、猛暑だしお金も使いたくないしで、絶好のオリンピック観戦日和だった。
なでしこジャパンは澤選手が疲れ気味に見えたのが心配である。
女子バレーボールは完勝だった。
柔道は日本選手に悲壮感かわありすぎて見ていて苦しかった。
水泳は「けっこう日本選手やるじゃん」と思った。

そして開会式。
最後のポール-マッカートニーがさすがだった。

日本勝利！

昨日に続きオリンピックネタを…。


日本がスペインを破った。23歳以下代表とは言え、これは本当にすごいことだ。

1996年のアトランタオリンピックで日本がブラジルに1-0で勝ったとき、「マイアミの奇跡」と言われた。

私はその試合を覚えていないが、昨日の日本の勝利は「奇跡」という感じが全くしなかった。

パスもきちんと通っていたし、何より運動量が相手を凌いで、最期まで落ちなかった。


長い間、サッカーは世界の壁に跳ね返され続けてきた。

特に最後のシュートでビビッたように外す為、「協調性が重視される日本人にはサッカーは向かないのでは？」という評価もあった。

でも、ワールドカップの南アフリカ大会で16強に進んだあたりから、本当に変わってきたなア…と思う。


考えてみれば、足でボールを扱いスピードが重視されるサッカーは、体格差が致命的なハンデとならない。

マラドーナやメッシのような小柄な選手がスーパースターなのだから、アジア人でも可能性はあるわけだ。

それに引き換え、アメリカの四大プロスポーツのスターは、みな190センチ以上の大男だ。

アメリカの一般大衆がマラドーナのような160センチ台の選手に熱狂するとは考えにくい。


まあとにかく、良かった。

明日が開会式。本当に楽しみです。