ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

インチキ

2017-07-31 | ほとほと日記
今日は2連勤の二日目です。


今日は重い話し合いがあります。

今まで経験がなかった質の話し合い。

ここ数日、そのことが頭を占めていました。


私は、自分が「薄っぺらい人間」だという自覚があります。

本当の恋愛、結婚、子育て…という重い課題を何一つ経ずに、ただ観念だけでようやく生きて来たぺらぺら人生…という痛恨の自覚が。

そんな私が、人の生死に関わる話し合いの仲立ちをし続けることに、近頃強い重圧を感じるようになりました。

仕事とは言え、インチキ極まりないのではないか…、と。

でも、それが今の私の役割です。

そこから逃げたら、いよいよ私は居場所がなくなります。



近頃、主の祈りを唱える機会が増えました。

今朝も、何度も何度も唱えています。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

えづき

2017-07-30 | ほとほと日記
今日と明日は仕事です。


今朝は天気がぐずついています。

昨日も夕方から強い雨が降りました。

東京は梅雨明け宣言の後に梅雨っぽい天候が続いています。


仕事の朝の吐き気が続いています。

私は毎朝、一錠の抗うつ剤を飲みます。

その薬の副作用に「吐き気」とありますから、それが現れているのかも知れません。

ただ、休日は薬を飲んでも吐き気は全くないので、仕事の予期不安から来るものでしょう。


このブログを始めた頃、私は毎朝何度もえづいていました。

あの頃に比べれば今はずっと恵まれている…と思う反面、あんな風になったらどうしよう…という不安もあります。

働いている限り逃げられない現実だと思っています。


とにかく、今日一日。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

大切なこと

2017-07-29 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。


母と姉と昼食を会食しました。
私はヒレカツ定食を食べました。

休日に自炊するときに豚肉料理は良く作りますが、トンカツは難しい。
キッチンがごく狭いので、揚げ物をするのはコワいのです。
久しぶりに食べるヒレカツはとても美味しかったです。


そして、涼しくなったら父を連れてまた一家でファミリーレストランに行こう…と決めました。
6月に行ったとき、父はコーンスープやフライドポテトなど、自宅よりたくさん飲食をしました。

その後も少しずつ元気になり、たまに聞く電話の声も以前よりはっきりしています。
母が「またレストランに行こう」と言うと、嬉しそうに頷くとか。

こういう事は、父だけでなく家族の目標にもなります。


日常の小さな喜びを大切にしたい…とこのところとても思いますが、家族や親しい友人との食事こそ、まさにそれだと感じます。

辞任

2017-07-28 | ほとほと日記
今日は3連勤の3日目です。


昨日は大きな役職の二人の女性政治家が続けて辞意を表明しました。

このお二人の場合、辞任されるのは仕方ない…と言う気がします。

ただ一般に、権力のある女性のミスは、男性に比べて殊更に叩かれ、引きずりおろしの力が働く…と言う印象もあります。

メルケル首相やメイ首相の国の風土と比べてどうなのだろう…と思います。


今日は3日間のうちでも一番仕事がてんこ盛りです。

動悸と吐き気があります。

とにかく今日をしのげば、明日は休養出来る…と言うのを励みに乗り切りたいと思います。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

きっといる

2017-07-27 | 祈り
今日は3連勤の2日目です。


3日間のうちではタフな予定が一番少ないので、比較的気が楽です。

でもこの頃は、急に怒り出したり、それまでと違う事を言う人が増えたので気が休まりません。

つくづく、大変な時代になったなあ…と思います。


おととい、一年前に起きた19名の障害者が惨殺された事件を朝のニュースで取り上げていました。

一人は、そのとき亡くなった女性のお母さん。

娘が好きだったスピッツの「チェリー」という曲を今もしばしば聴いて、娘を想い出している…と語っていました。

もう一人は、そのとき大怪我をしたけれど一命はとりとめた男性のお父さん。

ずっと奥さんと息子さんの三人で生活していたのが、奥さんが亡くなり、お父さんも腰痛が起きて息子さんを施設に入れたのですが、事件後、後悔と自責の年に苦しんでいます。

お二人とも、地味で優しい人柄が画面から伝わって来ました。

今までもずっと地道に頑張ってきたし、今後もそうでしょう。

決して声高に人を非難することない人々。

でも、果てしなく続く悲しみや苦しみにこれからも耐えなくてはなりません。

見ていて、つらく悲しくなりました。

でも、こんな人たちの日々の思いの先にこそ、神様がきっといるのだと思いました。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。