ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

春のような

2014-02-28 | ほとほと日記
今朝は暖かい。

東京は日中16度まで気温が上がり 、これは4月上旬並みだそうです。

とは言え明日からはしばらく冬の寒さに戻るそうですが…。

まさに三寒四温、そうやって春が訪れるのでしょう。

今日で2月もおしまい。もう今年も6分の1が過ぎたのですね。

今日は珍しく仕事が終わってから都心に出掛けて、友人たちと分かち合いをします。

暖かくて良かった。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちと良い分かち合いが出来ますように。
お祈り致します。

開花予想日

2014-02-27 | ほとほと日記
昨夜のニュースで、今年の桜の開花予想日を報じていました。

東京は3月29日だそうです。

昨年はもう少し早くて、4月に入る頃には葉桜になっていたような気がします。

いずれにせよ、開花予想日を聞くと、いよいよ春がやって来るのだなあ…と、感じます。

多忙で感傷的な3月、新しい生活に入る人も多い4月と、一年でもっとも降り替わりの大きなこの時期に一斉に咲いては瞬く間に散ってしまうから、桜はこれほど日本人に執心されているのかも知れません。

さて、今日一日。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。



融雪

2014-02-26 | ほとほと日記
今日から三日間は仕事です。

東京では本当に珍しく大雪が二回あったせいか、今年の二月は例年より長く感じられます。

でも、昨日の日中は春が近いことを思わせる陽気でした。

東京は今日もまた暖かい日差しがあるとか。

道路脇や家屋の軒先に残されていた残雪も急速に溶けて来ているようです。

歳を重ねるたびに春の訪れが待ち遠しくなって来ました。

でも、あと三日過ごせば三月です。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。

ホットケーキの歌

2014-02-25 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みで、月に一度、母と姉が私を訪れる日でした。


いつも三人で掃除などを済ませたあとは、駅近くの店で昼食を摂ります。
今日の昼食後は、ソチオリンピックの日本女子カーリングチームのほぼ全員が私と同じ出身町だ…とか、ジャンプの葛西選手や高梨選手も私たちが住んでいた町のごく近くの出身だ…というような話になりました。
冬季オリンピック選手の多くは北海道出身で、私たち一家もまた全員北海道の生まれなのだから、そういうこともあり得ます。

そのうち母が、幼いころに母の実家近くに住んでいた一家の話を始めました。
母は北海道中東部のN町の生まれですが、物心ついたころには「四人組」という隣組組織があったということです(五人組ではないか…ということはともかく)。
そのうちのYさんのうちは、線路工夫のお父さんと心配性のお母さんの間に八人の子供がいて、その三番目の女の子は、母と同じ学年でした。
問題は、そのYさんの給料があまり高くないことと、自身がアルコール依存症だったことです。

母は昭和十年代後半から昭和二十年代にかけてのY一家の数奇な運命について語り続けました。
実は私も姉も、Y さん家族については子供のころからもう何十回も聞いていました。
母は学歴も教養もなく、ただガムシャラに三人の子供を育ててきた昭和ヒト桁生まれの女性ですが、こういった「昔語り」となると俄然精彩を放ち、何度聞いても面白おかしい説話の語り部になります。

地方社会には突如憑依されたように説話を語りだす女性がいて、ともすればそれが新興宗教の開祖になったりすることがある…と吉本隆明が書いていましたが、私の母にもそういった素質が一滴くらいあるのかも知れません。
そして、私は気質も外貌も父親似なのですが、「昔語りを好む」というところは母の血を引いているようです…。


母たちはいつものように午後早くに帰り、私はスポーツクラブに行きました。
それから、先週の金曜にあった同僚の女性の送別会の様子を、8年前に施設がオープンしたときにやはり職場の同僚だった女性にメールで伝えました。
彼女は今は専業主婦で、四歳の男の子を育てています。
すると彼女は「息子は週末に幼稚園でおさらい会があって、そこで歌う『ホットケーキの歌』を毎日練習しています」と、返信がありました。
ホットケーキの歌?
聴いたことないが、ずいぶんカワイイ感じの歌だなア。
私は、You Tubeで検索してみました。
すると、「ミルク、たまご…」と、ホットケーキの材料らしき名前を並べる歌がみつかりました。

これでしょうか?
今も謎です。


でも、良い休日でした。



祭りの後

2014-02-24 | ほとほと日記
ソチオリンピックが閉幕しました。

観るスポーツが大好きな私は、子供のころから熱心にオリンピック中継を観てきました。

明確に記憶にあるのは、1968年の夏季、メキシコシテイのオリンピックからです。

陸上男子100メートルで優勝したアメリカの3人の黒人選手が表彰式のときに靴下を被せた拳を突き上げた…なんてこともありました。

オリンピックは楽しいのですが、閉会式を観るといつも何とも言えぬもの悲しさを感じていました。

祭りの後の虚しさというのでしょうか。

乾いた日常生活が戻ってくることへのそこはかとない怖れがそこには含まれていたように思います。

大人になってからも、その感情は基本的には変わりません。

ただ、子供のころにはなかった、「あと何回オリンピックを観れるんだろう?」という不安含みの気持ちが生まれるようになっています。

2020年の東京オリンピックという明確な目標?が出来ましたので、そこまではイメージ出来ます。

でもその後を考えると、茫漠として、自分が生きているだろうという感覚さえもてません。


とにあれ、楽しかった祭典の日々が終わりました。



神様。
今日一日が穏やかな日でありますように。
家族が皆、健康で過ごせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。