ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

3ヶ月

2020-10-30 | ほとほと日記
今日も仕事です。


今日で今月の業務は終わり。

新しい職場に来て3ヶ月になります。

初めはどうなるかと思いました。

これは到底もたないな…と思った時期もありました。

でも、何とか3ヶ月生き延びました。


独り暮らしだったら、家にいるときに考えすぎて悲惨なことになっていたでしょう。

つくづく家族の力を感じます。


ただ、これから色んなことがあるでしょう。

とにもかくにも、歯を食い縛って、一日ずつです。


老化

2020-10-29 | ほとほと日記
今日も仕事です。


我ながら「老いたな」と感じています。

特に、疲れが抜けずにガックリしているとき。

私の子供の頃は六十代と言えば明らかに老人で、特に男性は六十代後半で亡くなるのが普通のことでした。

ですから私ならもう6、7年の寿命だったわけです。

今は65歳まで働くのは当たり前の時代ですが、果して生物学的にそれは正しいのか…と疑念を感じることがしばしばです。

まあでも、生きるためには働かなければなりません。

いつガックリきてもおかしくない…と言う不安に怯えながら。


今日一日。


朝のお勤め

2020-10-28 | 家族
今日から三日間は仕事です。

三日は長い。


早朝、母が仏壇の父に向かって語りかけます。

念仏を唱えた後、色々と具体的に報告し、お願いします。

以前からその様子を好ましく思っていましたが、この頃は特に有り難く感じるようになりました。

兄が回復基調にあり母も一時よりずっと元気になったのは、母の毎朝のお勤めの功徳があるに違いない…と感じるからです。

誰にでも等しく優しかった父のことですから、きっと私たち家族を穏やかな方向に導いてくれたに違いありません。

そう思うと、涙が滲んで来ます。


7月までの独り暮らしの最中、私はしばしば泣いていました。

それはもっぱら寂しさや不安によるものでした。

8月に実家に戻ってからは涙ぐむことはありませんでしたが、今朝は何だか有難い気持ちから、久しぶりに涙ぐんだことです。


お財布事件

2020-10-27 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。


半日かけて部屋の模様替えをしました。

もっとも主導したのは姉で、私は従っていただけですが、お陰でかなりスッキリしました。


バタバタしているなか、昼休憩は弁当にしようと、母と姉の分を合わせて買いに行こうとすると…、バッグに財布がありません。

昨夜、仕事帰りに駅高架下のスーパーで買い物をしたのですが、その後入れたはずのバッグの定位置に入っていない。

バッグだけでなく、模様替えでごった返している部屋を必死に探したのですが、出てきません。

支払いを控えていたので、ATMから多目に下ろし、いつになく現金が入っていたのですが。

昨夜の買い物後に落とした可能性もあると考え、私は駅前の交番に届けに行くことにしました。


内心ではかなり凹んでいました。

このところ仕事帰りともなると、疲れ果てて正体を無くしたようになりながら家路に着いているのです。

ようやく働いた稼ぎをこうして簡単に吐き出すなんて、全く情けない、今の自分のレベルを象徴してるよ…という荒んだ気持ちになっていました。


交番を終え、ATMで新しく現金を下ろし、新しい財布を買おうと店に入りかけたとき、スマホが鳴りました。

姉からの電話で、「財布があった」と言うのです。

昨日仕事に着ていったハーフコートのポケットの中で、模様替えで衣類を別室に移していたのをすっかり忘れていたのでした。

ホッと安堵しました。

それにしても、昨夜の買い物の後に財布をバッグではなくコートのポケットに仕舞った場面が頭に浮かびません。

このところ物をどこに置いたか忘れてしまうことが非常に多く、見つかってからもそこに置いた記憶がない…と言うことがほとんどです。

今回もまさにそれでした。


でも、財布が出てきたことは芯から嬉しく感じました。

そして、もうこうやって毎日綱渡りのように生きていくしかないのだろうなあ…と思いました。


ホッとする

2020-10-26 | ほとほと日記
今日も仕事です。


だいぶ眠れるようになりました。

昨日今日は5時の目覚ましまで眠っていました。

途中で何度か起きるのは変わりませんが、ここ数ヶ月、目覚ましが事実上意味をなくしていたので、目覚ましまで眠れるというのはとても嬉しい。

でも、不安はまだまだたくさんあります。

いずれにせよ人は不安の中で生きるのでしょうが、最大のものの一つが緩和されたされたことに、少しホッとしています。