ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

熱気・有楽町

2014-05-31 | ほとほと日記
今日はとても暑い一日でした。

私は、認知症に関する全国的な学会の集まりがあり、有楽町まで出かけました。

JR有楽町駅から徒歩一分にある東京国際フォーラムが会場です。

その規模の大きさに私はちょっと驚きました。

東京のど真ん中にこんなところがあるなんて。





色んな分会がたくさんの会場で行われていましたが、どこもおおぜいの人が集まっていることにもびっくり。

やはり認知症は今注目の分野なのですね。




広い会場にはたくさんのポスターが掲示してあって、そこでも様々な発表をしていました。





昼食は近くの『有楽町ビルヂング』の地下でパーコー麺を食べました。

ここは古くからある店で、三十年以上前、会社員だった私は先輩に連れられて入ったことがあります。

ビルの一階にあるスバル座も健在だったし、とても懐かしく想いました。





明日もまた、有楽町に行ってきます。




ゆで卵

2014-05-30 | ほとほと日記
今朝、ゆで卵を作りました。

おとといから風邪気味で、のどや体の節々が痛い。

体に栄養をつけて風邪に勝とうと思いました。

私はつい数ヵ月前までゆで卵を作ったことがありませんでした。

ある休日、ラーメンに入れようと思って、ネットで「ゆで卵の作り方」と入力すると、たくさん出てきました。

便利な世の中ですね。

沸騰したお湯に卵をいれる前に塩をいれると良い…とあったので、以来そうしています。

私は固くゆでているのが好きなので、たっぷり15分はゆでます。

そしてしばらく水で冷してから剥くと、まだ半熟のところがありました。

でも、その方が消化に良い…と思うことにしました。

鶏卵は最強のサプリメント…と聞いたことがあります。

ゆで卵パワーで今日も何とか乗りきりたいです。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。

風邪気味の朝

2014-05-29 | ほとほと日記
昨日から少し風邪気味です。

昨日は朝から咳が出て体もだるかったのですが、午前中にスポーツクラブに行きました。

走っている間はいつになく呼吸も動悸も苦しく感じました。

帰ってきて横になると、咳が激しくなりました。

医者に行こうか考えているうちに夕方になり夜になり、結局早めに眠ってしまいました。

眠る前に薬を飲んだせいか、今朝は少し楽です。

ちょっとした風邪から肺炎になってもおかしくない年齢になったのですから、もっと健康管理に気をつけないと。

とにあれ、今日と明日は仕事です。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。

55年間

2014-05-28 | ほとほと日記



今日は私の55回目の誕生日でした。

さすがに55歳というと「中老の部」に入ったようで他人に言うのも憚られますが、そんな誰も気にしてくれないタメライにかまけている暇もなく、56歳、57歳…となって行くのでしょう。

もう、内心呆然としたまま受け入れるよりありません。


今日はふと、10年単位で誕生日を振り返っていました。

2004年。45歳。
私は事実上の失業状態でした。
何とか生き直さなければ…という焦りの中、図書館で高齢者介護に関する資格を取ろう…と決めました。
証券会社で肉体作業のアルバイトもしていました。


1994年。35歳。
ソーシャルワーカーの資格を取って障害者施設で働き始めました。
今考えると最後の青春期のような甘酸っぱい思い出もありますが、人間関係の悩みから心療内科に掛かり始めた歳であることを思えば、決して簡単な日々ではなかったのでしょう。


1984年。25歳。
印刷会社に勤めて営業部員をしていました。
いつも暗い顔をして否定的なことを言いながら「もっと自分にふさわしいところ」に行くことばかり考えていました。
世の中はプレバブル期で浮かれ始めていましたが、そもそも私の心も視線も実社会に向かっていませんでした。


1974年。15歳。
千葉県市川市から東京都三鷹市まで二時間近く掛けて電車通学する中学三年生でした。
受験の不安に脅えながら、小説や映画の世界に逃避する生活を送っていました。
その後長い期間続く「屈託の時代」がすでに始まっていました。


1964年。5歳。
静岡市の国鉄職員官舎に両親と兄と姉の五人で住んでいました。
『ひょっこりひょうたん島』を兄と観たり、東京オリンピックの聖火が静岡を通過するのを家族で見に行ったことを覚えています。
末っ子の立場を利用して、万事に甘えていました。



こうしてみると、5歳15歳はともかく、成人してからでは今は比較的に安定していると言えなくもありません。

もう人生の選択肢が現実的に限られていますから、地味に働き続けるより生きるすべはありません。

すぐに揺らぐメンタルを持つ私にとっては、むしろそれくらいが良いのかも知れません。



今日は自分で自分を祝おうと、夕方近くのコンビニで小さなケーキを買いました。

冒頭の写真がそれです。

イタリア栗のクリーミーモンブラン。

甘くて柔らかくて、とても美味しく感じられたことです。





マウスビース

2014-05-27 | ほとほと日記



今日と明日は仕事はお休みです。


今日は母と姉が私の家に来ました。

そしていつものように駅前の食堂で食事をしながら、私の誕生日を祝ってくれました。


明日は55歳の誕生日です。

ついに磯野波平さんの歳を上回ってしまいました。

ふた昔前なら定年退職、そして5年後は四、五人の孫にお祝いされて赤いちゃんちゃんこを着る年齢です。

でも、とりあえず健康で家族から誕生日を祝ってもらえるのは、ありがたいことです。


母たちと別れて、夕方からは歯医者に行って新しいマウスビースをもらって来ました。

私はこの五、六年、ずっと歯の修繕を続けて来ました。

歯医者によると、私は寝ている間に恐らく激しいハギシリをするせいで、せっかくの義歯を壊してしまうそうです。

自分が寝ている間のことは分かりませんが、兄の証言によると、確かに私は睡眠中にハギシリをするそうです。

起きているときも、特に仕事で緊張すると強く歯を食いしばるクセがあります。

そこで歯医者からは、出来るだけマウスビースをした方が良い…と言われ、すでにひとつ作成していました。

このたび歯の治療がひと段落して、マウスビースも新調したのです。

写真は、今夜から使用するマウスビースです。


キタナイようですが、まだ使用前なので悪しからず…。

二十数年前、初めて独り暮らしを始めた年に買ったカセットテープ版『古今亭志ん朝全集』の上に乗せての記念撮影でした。