ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

明日から九月

2012-08-31 | ほとほと日記
毎日猛暑が続いているが、明日から九月だ。

本当に九月になるのだろうか?

「九月」という言葉から伝わってくるのは、爽やかで、涼しげで、活気ある…というイメージだが、まだまだネットリと蒸し暑い日々が続くらしい。

もしかすると、今の子供たちが大きくなる頃には、「九月」という言葉には「ネットリとした」という意味が含まれてしまうかもしれない。

というわけで、せめてテンプレートくらい涼しげに変えてみました。


ねぼけ休日

2012-08-30 | ほとほと日記
昨日、久しぶり何杯も酒を飲んだせいか、今日は起きたときからちょっと頭が痛かった。
それでも頑張ってスボーツクラブに行って走って、昼食を採って帰って来た。
布団に横になったらいつの間にか二時間くらい眠ってしまった。昼寝の間、ほとんど夢を見ていた。こういう眠りかたは久しぶりだ。今の仕事を始める前は長編の夢をしょっちゅう見たが、特にこの2年くらいは睡眠剤と仕事の疲れで泥のようになって眠るばかりで、夢どころではなかった気がする。

今の職場で以前一緒に働いていた女性にメールを送ったら、面白い返事が来た。彼女は三才の男の子のママなのだが、いつもメールの内容の九割は男の子とのやりとりだ。
その子は彼女自身に似てとても繊細で優しい。
「ママのお手伝いをする」と言って、自分で布を持って来てママと並んで床を拭き掃除したり、ママが疲れている様子だと「ボクがついてるからね」とママの頭を「いい子いい子」してくれるらしい。
この間いとこになる赤ちゃんが生まれて、叔父さんが家に連れてきたときは、ちっちゃい手や足にソッと触って「とてもかわいい」と感動したとか。
来年は幼稚園に上がるらしいが、世間の荒波にびっくりすることも多いと思うけれど、負けないで通えるといいな。

気持ちに少し余裕ができたせいか、最近は古いCD を聴くことが増えた。
今はジャニス・イアンを聴いている。
ずっと映画からも小説からも落語からも遠ざかっていたけれど、また少しずつ楽しんで行きたい。

でも、自分が何を一番やりたいかを考えてみたら、まとまった 文章をゆっくりと書いて行くことだった。

それはスマートフォンでは難しいから、ずっと使ってない部屋のパソコンを復活させようかな。

初めての飲み会

2012-08-29 | ほとほと日記
今日、新しいホーム長と初めて飲みにいきます。

年齢が近いし、独身だし(失礼!)、気を使わずにリラックスして飲めそうです。

まだまだ暑い日が続いていますが、今朝などは風がちょっと涼しげでした。

これから、穏やかな日々が続きますように…。

営業の話

2012-08-28 | ほとほと日記
今日は夕方から、ホームの営業担当者と話し合い。

色んな話を聞かせてもらいました。

ここには書けないことばかりだけれど…。

ひとつだけ言えるのは「ブランド力は大きい」ということ。

知名度が低いととても苦しい思いをするらしい。

その点、私のホームは誰でも知っている名前が冠に付いている。

これは圧倒的に有利なことらしい。

ま、当たり前なことではあるが、改めて聞くと「実感」となる。

大事にしなくちゃナア…と、思いました。


認める

2012-08-27 | 精神医療
ついこの間まで、私は友人たちに実にしばしば自分の記憶力や思考力の低下、判断力の無さをメールで訴え、嘆いていた。
思えば傍迷惑なことをしていたと思うが、上司が変わったとたん、それをしなくなった。
今でも記憶力は悪い。でも思考力は少し甦って来たと思うし、判断力にしてもまたそうだ。

上司から自分は否定されていない…という安心感が、仕事中にパニックに陥ることをなくし、自己否定の負の連鎖からも救ってくれたのである。その結果、記憶力の衰えがあっても自分は働けるんだ…という意識の変化がおきている。

四月五月頃のこのブログには、過呼吸や突然の強い不安に悶える記載が繰り返し出てくる。
今でも仕事上の悩みはもちろんあるが、不安発作に似た症状は全く起きないし、その兆候も感じない。

会社を四週間休むときの診断書に、私の主治医は「適応障害」と書いた。
「上司との関係が強い症状の原因で、その職場環境が変われば症状は解消します」
と主治医は言った。そのときは半信半疑の部分もあったが、その通りだった。

私は、過呼吸の、突然襲ってくる強い不安の、しつこい不眠の苦しさを、生涯忘れないだろう。
あの恐ろしい苦しみを二度と味会わないためにも、「自分を認める」術をいつも考えておきたいと思う。