今日は仕事がお休み。
6月初めての日曜休み…ということもあり、教会でミサに預かりました。
私はいつものようにちょっと早めに御堂に着いて、真ん中の通路側の端っこに座っていました。
ミサが始まり立ち上がるとすぐ、60歳過ぎくらいの、小柄でやや肥満気味のオジサンが、半ば強引に割り込んで来ると、私の左隣に位置取りました。
(なんだよ、もう…!)と、私はかなりムッとしました。
するとオジサンは、ブツブツと小さな声で何やら呟いている。
その呟きは、席に着いてからも断続的に続いています。
そして、ソワソワと典礼用の小冊子を捲ってみたり、しきりに腕時計で時間を確認したり…と、異様にせわしない。
教会のような場所には、もちろん色んな事情の人が集まってきます。
それは当然だし、またそうでなければ宗教組織として頼りないのだけれど、最初の(ムッ)も手伝い、私は落ち着かない気分になりました。
そして…さらになる追い討ちが。
オジサンは、ハッキリと「臭う」のです。ズバリ言って加齢臭。それもかなり強烈な…。
ふだん嗅覚の悪い私が「え?くさっ!」と感じるくらいですから、敏感な人ならどうなる…というレベルです。
もちろん他人のことは言えません。私だって、殊に職場で夕方になると、(これはマズイかな?)というような場合があります。
それで、いちおうデオドラントスプレーを職場のロッカーに常置し、ウェットティッシュを携行しています。
温気の強い時期、そしてこれからの季節、中高年の男は気をつけないとヤバイ。
それでなくとも居場所が確保しずらいのに、追放の憂き目にあいかねない。
私はだんだんイライラしてきました。
ただでさえお互い肩身が狭い立場なんだから、オッサンもう少し頑張ろうゼ…と言いたい気持ちが募ってきたのです。
けっきょくミサの間中、オジサンは何やらブツブツと呟き、落ち着きがありませんでした。
帰り際、チラッと顔を見ると、色黒の皮膚は脂で黒ずみ頭髪も白髪交じりで薄いけれど、表情には童顔も残っていて、まだ五十代かも…と思いました。
いずれにせよ、呟きと臭気と、何より(中年男で不潔っぽいのはミニクイ…)というモヤモヤ感から解放されて、私は自転車にまたがると一心にペダルを漕いだことでした。
いやあ、すっかり変なことを書いてしまいました。
明日から7月。
良い夏になるよう、夏らしいテンプレートに変更しました。
6月初めての日曜休み…ということもあり、教会でミサに預かりました。
私はいつものようにちょっと早めに御堂に着いて、真ん中の通路側の端っこに座っていました。
ミサが始まり立ち上がるとすぐ、60歳過ぎくらいの、小柄でやや肥満気味のオジサンが、半ば強引に割り込んで来ると、私の左隣に位置取りました。
(なんだよ、もう…!)と、私はかなりムッとしました。
するとオジサンは、ブツブツと小さな声で何やら呟いている。
その呟きは、席に着いてからも断続的に続いています。
そして、ソワソワと典礼用の小冊子を捲ってみたり、しきりに腕時計で時間を確認したり…と、異様にせわしない。
教会のような場所には、もちろん色んな事情の人が集まってきます。
それは当然だし、またそうでなければ宗教組織として頼りないのだけれど、最初の(ムッ)も手伝い、私は落ち着かない気分になりました。
そして…さらになる追い討ちが。
オジサンは、ハッキリと「臭う」のです。ズバリ言って加齢臭。それもかなり強烈な…。
ふだん嗅覚の悪い私が「え?くさっ!」と感じるくらいですから、敏感な人ならどうなる…というレベルです。
もちろん他人のことは言えません。私だって、殊に職場で夕方になると、(これはマズイかな?)というような場合があります。
それで、いちおうデオドラントスプレーを職場のロッカーに常置し、ウェットティッシュを携行しています。
温気の強い時期、そしてこれからの季節、中高年の男は気をつけないとヤバイ。
それでなくとも居場所が確保しずらいのに、追放の憂き目にあいかねない。
私はだんだんイライラしてきました。
ただでさえお互い肩身が狭い立場なんだから、オッサンもう少し頑張ろうゼ…と言いたい気持ちが募ってきたのです。
けっきょくミサの間中、オジサンは何やらブツブツと呟き、落ち着きがありませんでした。
帰り際、チラッと顔を見ると、色黒の皮膚は脂で黒ずみ頭髪も白髪交じりで薄いけれど、表情には童顔も残っていて、まだ五十代かも…と思いました。
いずれにせよ、呟きと臭気と、何より(中年男で不潔っぽいのはミニクイ…)というモヤモヤ感から解放されて、私は自転車にまたがると一心にペダルを漕いだことでした。
いやあ、すっかり変なことを書いてしまいました。
明日から7月。
良い夏になるよう、夏らしいテンプレートに変更しました。