ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

月末月初

2018-01-31 | ほとほと日記
今日は3連勤の2日目です。

昨日は午後から本入居があり、夕方までバタバタしていました。

皆さん色んなご事情で入居されるので、同じ対応で良い…と言うことはありません。

つくづく、オーダーメイド対応が必要だなあ…と思います。


今日明日は、月末月初の集計が主な業務です。

数字が合わないと焦りますが、人命に関わる訳ではないので、ほんの少しだけ気楽です。


明日の夜からあさっての午前に掛けて雪が降る…と言う予報が一番気になっています。

せめてミゾレくらいにして欲しいですが…。

2月半ばまでは寒い日が続くとか。

こんなに寒い冬はこのところ記憶がありません。

風邪を引かないようにしないと。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
父が苦痛なく過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

やり過ごす

2018-01-30 | ほとほと日記
今日から3日間仕事です。


今日は本入居を始めとして重い仕事が何件かあるので、ふだんより早めに出勤します。

明日あさっては月末月初の締めなどあるので、忙しい。

けっこうタフな3日間になりそうです。


今朝は4時くらいに目覚め、色々と哀しい想いが頭を過ぎりました。

過去の無様で自己疎外した生き方…。

今の仕事と老後への不安…。

仕事の朝のそのくらいの時間帯には、しばしばそう言う気持ちになります。

脳の生理現象、エアポケットとわきまえて、やり過ごさなければなりません。

それには、現実の生活をきちんとしておくことが肝要です。


まずは、今日一日。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
父が苦痛なく過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

時間のマジック

2018-01-29 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みです。


明日から3日間、けっこうタフな日々になりそうなので、今日もまったりと静養しました。


昼間、ボンヤリとテレビを見ていたら、『野菊の墓』と言う映画が始まりました。

1981年公開の、松田聖子初主演作品です。

当時松田聖子はすでにアイドル歌手として人気沸騰し、彼女の髪型も「聖子ちゃんカット」といわれて一世風靡していましたが、この映画では広いオデコを丸出しにしてカツラを被ったことが話題になった記憶があります。

今見ると、19歳の彼女は髪型など関係なく初々しく、とても可愛らしい。

端正な画面作りは、後に『Wの悲劇』がヒットする澤田信一郎監督の初監督作品でした。


人気アイドル歌手の初主演映画が地味な文芸作品と言うのも、時代を感じます。

山口百恵も『伊豆の踊り子』がデビュー作でしたから、昭和のアイドルの売り出し方は今とはだいぶ違っていたようです。

まあ松田聖子は実力派歌手でもありましたが…。


それにしても、この作品が37年前…と言うことに驚きます。

更に37年遡ると1944年で、ヒトラーがまだ生きています。

自分の生まれる前の事は歴史上の事件のように思えるものですが、リアルタイムで知っていると何十年前でも、ついこの間のような気がします。

これは時間のマジックでしょうか。



少しずつ日が伸びてきたな…と感じます。

光陰

2018-01-28 | ほとほと日記
今日も仕事です。


ついこの間年が明けたと思ったら、今月も残すところわずか。

全く、歳月は矢が飛ぶが如く過ぎ去っていきます。

私はあと1年4ヶ月で還暦ですが、あっという間に60歳になり、次の大台に向けて加速をしていくのでしょう。



外で働いているときは若い人たちに負けないよう気を張っていますが、家に帰ると全く弛緩してしまいます。

見るテレビは動物番組とかまったりとした外国の旅番組とか、ユルいノスタルジックなものばかり。

やかましい地上波の民放のバラエティーなどはますますおぞましく感じるようになり、一瞬でチャンネルを変えます。

それも老化の一形態かも知れません。

仮想通貨の一連の騒ぎなどは遠い外国の出来事のように感じます。

まあでも、自分が手の届く物だけを大切にして、一日ずつ凌いでいくしかありません。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
父が苦痛なく過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

東北の血

2018-01-27 | 家族
今日と明日は仕事です。


今朝も強い冷え込みとの事で、下着も厚手の長袖シャツを着て、カイロを貼って出発します。

日中でも気温が上がらないので、路面の凍結がまだたくさん残っているのが気がかりですが、気をつけていきたいと思います。



昨日、父を一家4人で見舞いに行きました。

兄は、父が唾液が少しでも出るように、長い時間耳下腺辺りをマッサージしました。
父の様子をビデオに撮りました。
兄は一日置きにお見舞いに来てはそうしています。

母はずっと父の顔に顔を近づけて、話しかけたり顔を拭いてあげたりしました。
母も2日に一度見舞いをしています。

姉は父の細った足をずっとマッサージしていました。

父は幸せだなあ…と思いました。

でもそれは、誰に対しても優しく、人を責めることなく生きてきた父の人柄のおかげです。


私の両親は北海道出身ですが、二人とも二代遡ると山形に行き当たります。

両親の祖父母は山形からの屯田兵なのです。

東北人気質…と言うのがあります。

真面目で無口で我慢強い。

平和主義で、人を傷つけるのを嫌がる余り、しばしば自分が損をしても我慢してしまう。

遥か古代中世の昔から、厳しい冬を乗り切るために協力しあわなければならない東北地方では、攻撃性が少なく融和性の高い人が生き残って来たのだと思います。

現在でも、東北各県は刑法犯罪の発生率が極めて低く、もっとも低いランクをほぼ独占しています。

宮沢賢治のような存在は、日本では東北以外からは現れなかったと思います。


父は、まさに東北人の資質を備えた人だなあ…と改めて感じました。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
父が苦痛なく過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。