那須岳から降りた後、バスで黒磯駅まで出ました。電車の時刻までしばらくあったので街をお散歩してみることに・・・。
するとレトロな建物がチラホラと・・。 なんとも懐かしくも重厚な雰囲気です。
サッポロビールの看板がシブイ！
この辺りは大谷石の産地が近いので、大谷石造りの建物や蔵などもそこかしこにあり、地域特有の良い雰囲気を出していました。
こういう地域の特色ある建物っていいですよね。
大谷石造りの喫茶店（元銀行）
漬物屋さん
それにしても何故海もないのに「黒磯」っていうのでしょうか？ 近くには「豊浦」っていう地名もありましたし・・・。 どなたかご存知ではありませんか・・？
以前ご紹介した「うさぎさん」と那須の茶臼岳へ遊びに行って来ました。
あのテッペンまで登ります。
さあ、出発！ 珍しいツーショットです。
まずはあの避難小屋までガンバ！
茶臼の縁まで来ました。
テッペンの神社に到着～。
神様も凍ってます。
こういうのがあると登らずにはいられないのだ。
一人雪原を行く「うさぎさん」 なんかカッコイイぞ～。
こんな感じで楽しく遊んできました。下山後はお約束の温泉へ・・・。
この日はほんとに穏やかな天気で、強風で有名な那須岳にもかかわらず風もほとんど無し。最高のタイミングだったようです。
帰宅するときよく通る道にいつも満席で繁盛しているホルモン焼き屋さんがあります。気になって一度だけ入ったことがあるのですが、美味しいけれどなかなかのお値段なのでした。それでもいつでも満員だったのですが、なんと昨晩はお客さんが一人も入っていないではありませんか！ こんな光景初めて見ましたよ。みんな財布の紐が固くなっているんでしょうか？ 驚きました。
そして今日の日経新聞。以前は４２ページあって、広告がたくさん掲載されていましたが、今日はなんと３２ページ。１０ページも少なくなっています。各企業の広告費の減らし方がハンパじゃありません。
「不景気」ということがイメージだけでなく目に見えるようになってきましたね。あんまり過剰反応する必要はないのではないかと思うのですが・・・。
先週、京都に行って古い寺院や茶室を見て考えた・・。良い建物ってどういうものなのだろうか？ と。
日常の生活ではシャレたお洒落で明るい建物を好み、部屋の密閉性にこだわり、和室を設けないことも多くなったこのごろですが、古い寺院や茶室などに入ってみると妙に落ち着く・・ 不思議です。
現代の建物は長くても３０年で解体して建直すのが当たり前。片や古い寺院や茶室は何百年も使われている。建物としてどちらが本当の意味で良いものなのか？
国宝級の建物でもよく見れば柱や梁など虫食いの跡があったり風雨で痩せていたりしているけれど、そのまま使われそれが「味」にさえ」なっている。
昔と今とでは建物に求める機能が変わってしまったんでしょうね。昔はまさに「風雨をしのぐ」のが第一であったのに対し、今では個人主義による「プライバシーの確保」に重点が置かれているのでしょう。また、昔のような開放的な家ではエアコンも効きませんし・・。
長らく忘れていた「温故知新」という言葉を思い出したのでした。
