関西学生リーグの最終節は、すごく久しぶりに万博記念競技場で開催されました。
もうそれこそ30年近くも昔、親父に初めて連れていってもらって観戦した試合がこの万博で開催された関学vs京大の一戦、伝統の”関京戦”でした。
今回の試合は一方的な展開で関学の勝利。
でも、今シーズンから、甲子園ボウルに進出するトーナメント方式が変更になり、関西リーグからは2位チームまでが出場できることになったため、2週間後の「西日本決勝」の舞台で再戦となる可能性が高くなりました。こうなると、お互い手の内を隠しつつ、それでも1位シード権を取りたいという希望を抱えながら試合に臨むことになるでしょうから、何とも微妙な試合展開になっている気がします。
どうせやるなら、2位チームは関東からも出して、1位、2位がたすき掛けで対戦するようなフォーマットにすれば盛り上がるのではないかと思います。2位になると地方リーグ王者との試合、また関東に遠征して関東1位と対戦というビハインドを負うことになる。それでも勝ち上がった場合には、甲子園ボウルに出場できるという方式です。そこで関学-立命の再戦となる可能性もあり、それはそれで甲子園の新しい歴史となるように思います。もちろん、最近躍進の関東勢がどちらも勝ち、甲子園ボウルが「早慶戦」となったりして・・・それはそれで盛り上がりますよね。
まあ、今年から3年間はこのフォーマットでいくそうですので、関西のファンは強豪同士の試合を何度も観て楽しみましょう。布石であるプレーも想像しながら観るのも、なかなか楽しいですよ。