いつかどこかで。

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神戸から発信しています。

強い言葉・・・???

2024-06-27 | 社会人として。

世の中全体の風潮として、「優しさ」を持ち合わせている事がわかりやすく「善」であり、きつい言葉や態度、行動は「悪」だとされるようになってきたと感じる事が多くなりました。わかりやすい不良少年が激減したのも一例でしょうか。人様に迷惑をかけてはいけない、という事がより強く認識されるようになったのはいい事だとは思います。

でも、なんか違和感があるんですよね。<人様に迷惑をかけてはならない>という発想は、そんな事をして炎上したら、多数の人から責められたらどうしよう?というような、『目立ちたくない』という内向きの消極的モチベーションが根っこにあるように感じてしまうのです。

そんな事を一切気にしない有名人・・・例えばホリエモンや、サッカーの本田圭佑選手のように、思った事は何でも忖度なく発言する、ダメなものはダメ、ダメな人もダメ、はっきり言い切ってしまうようなタイプのキャラクターも、世間からは受け入れられなくなっていくのではないかとも思います。「あの人の発言なんて、マネしたらダメよ!」と親が子供に諭したり・・・。発言の真意に迫ることなく、表面上でのコミュニケーションのあり方、取り方ばかりに注意が向くというのは、あまりいい事ではないようにも思ってしまいます。<口は悪いけれど気のいいおっちゃん>みたいな古風な人は、ただただ口の悪い、ガラの悪いおっちゃんとみなされていく時代なのでしょうか。


 


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