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クラウドノイズについて。

2019-12-18 | フットボールの話。

先日のジャパンXボウル、日本国内で最後の2チームとなってしまった実業団チーム同士の激突となった試合でしたが、試合終盤に、大逆転を賭けたドライブでエンドゾーンを目指していたパナソニックが、富士通応援席からの強烈なクラウドノイズを食らったためにQBのケイダンスが聞き取れなくなり、OLが2度続けて反則を犯してしまうという、なんとも残念な形でドライブを断ち切ってしまいました。

東京ドームという立地上、関東の富士通がホーム、関西のパナソニックはアウェイという力関係で、まさにアウェイの洗礼を浴びた結末となってしまいましたが、これに賛否両輪が噴出しているようです。確かに最後の最後は、選手のプレーの中で決着がついてほしい、という気持ちもわかりますが、富士通ファンからすれば自分たちの応援が、試合を決定づけた!という喜びもあるでしょう。試合に参戦した気分になったはずですから。

ただでさえ、日本のアメフト界には逆風が吹きまくっています。
1980年代〜90年代の人気はどこへやら、甲子園やこのジャパンX、お正月のライスでさえ地上波の放送はなくなってしまいました。ルールをどう整備するのか、ということについては、どのレギュレーションにするのがファンにとってプラスとなるのか、という観点で決定すべきではないかと思います。

クラウドノイズの“アメリカぽさ”、スタジアムの盛り上がりを是とするならアリでしょうし、あくまで質の高いプレーを観戦することが最良だというのであれば、ケイダンス時のノイズはアンスポーツマンライク・コンダクトの反則とすれば良いと思います。

個人的には・・・強烈なクラウドノイズは「アリ」派です。初めてスタジアムを訪れたファン層にインパクトが残るのではないかと思います。 


 


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