いつかどこかで。

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神戸から発信しています。

”慣習”の弊害。

2016-12-26 | 社会人として。

とある行政団体に所属する方と話をする機会がありました。
けっこう深刻なお悩みを聞きました。
日々の暮らしを良くしたい、日本を良い国にしたい、そんな思いがあって、それぞれの行政は動いているはずです。実際に、その方の職場にいる方々は皆さんいい人ばかり。個々は、夢と野望があって努力されている。

でも、組織になると途端に「事なかれ主義」「前例がない事に臆病」という風土が顔を出す、と。
誰もが本来求めていないはずなのに、手順を重視して、慣習を守って、石橋を叩いても渡らないような仕事しかやらない。これはなぜなんだ、と。

その方に変える勇気がないだけなのか?そう簡単な問題ではないように感じました。
長い歴史の中で培われてきた風土は、それなりの理由があってそうなってきたはずです。
覆して新しいものを導入するには、パワーも時間もかかるでしょう。でも、誰かがやらないと永久にその組織はどんくさいまま、古臭いままになってしまうでしょう。変えたいという意思を強く持つ人が動くしかありません。

組織を出て個人で稼ごうと決めた僕には、その負荷がかかる事はもうありません(別の負荷がかかっています)。大変だな、というのと、志を共にする仲間が一人でもいれば、全然違ってくるのだろうなあ、と思いました。 そういう熱い方には、ぜひ頑張って頂きたいです。僕も頑張ります。 


 

 


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