こういう仕事をしていると、インターネットの世界でいかに虚構が作り出されているか、という事実を、見たくなくっても知ってしまいます。早い話、技術を持っているか、おカネをかけさえすれば、どんな商品、サービスだって目立たせることはできるし、さも人気があるかのように見せかけることは、昔に比べると簡単にできてしまいます。
でも、それに乗じて購入した人たちの評価は、これは今も昔も変わらないはずです。
美味しいものは美味しいし、まずいものはまずい。人気No.1!の謳い文句につられて買ってみたものの、実際届いた服を着てみるとだっさいなーと思ってしまう自分の心にウソはつけないわけです。
口コミ、という導線も増えている現在では、ネットの世界に”造り出された虚構の数字”と、”生の声を集めたライブな数字”とが混在しているはずです。いかに実際の生きた数字だけを拾っていけるか、が、ユーザーとして失敗しないためのコツになります。それが難しいのも事実。口コミだってサクラだらけだったりするわけですから・・・
情報は正しく、きちんと入手しないと、ネットを便利に使うなんてことはできなくなってしまっているように感じます。少なくとも!あちこちに出てくるバナー広告には目もくれないようにしましょうね