期待を遥かに凌ぐ、法政の猛攻撃。
エースQB畑が不在の関学。
そして4Qの目まぐるしい逆転、再逆転。
今年の甲子園ボウルは、自分自身が観戦してきた試合の中でも、一、二を争う程の大熱戦でした。
法政QB#17近藤選手のパフォーマンスは、2万9000名の大観衆を驚かせる高レベルなものでしたし、観ていて「次も何かある!とワクワクさせられる選手だなあ、と感じました。
そして。
何より終盤、逆転されてから負傷を押して登場した関学のエースQB#18畑選手のパスは、もはや芸術でした。
残り2秒。
関学のチーム全員の想いを乗せたFGが決まった瞬間、スタンドの興奮は最高潮に。
こんな試合を続けられたら、フットボールの人気はもっともっと高くなる。
間違いなくそう思えるほどの、ナイスゲームでした。
次はライスボウル。
最強の社会人相手でも、夢のある試合を期待したいですね。